今回はドイツからの帰りの便についてご紹介してみたいと思います。往路に関しては、先日投稿した以下の記事をご参照ください。
インボラなんて期待してはいけないと痛感した瞬間
往路の記事を読まれた方ならタイトルを見て何が起こったのかわかるかと思います(笑)
そうです。往路では搭乗ゲートでインボラアップグレードにより、プレミアムエコノミークラスを利用することができたのですが、復路は一切何も起こらず、普通にエコノミークラス利用でした。
期待に胸を膨らませながら搭乗ゲートに向かい、「アラームよ、鳴れぇぇぇっ!!!」と心の中で叫んでは見たものの、何も起こらず。
まあ当たり前のことではあるのですが、インボラに期待することだけは絶対にやめた方がいいですね。エコノミークラスの席を予約・購入して、実際にその席を利用することになっただけなのに、ものすごく残念に思えるとか、客観的に考えたら絶対に間違っています。
って、まあそんなのは私だけなのかもしれませんが、、、(笑)
ルフトハンザのエコノミークラス
ということで、早速搭乗レポートを始めますが、まず機材は往路と同じエアバスのA340-600型機です。
合計4つのエンジンが付いていて、個人的には非常に好みなルックスです。キャビンは4クラス構成(ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミー)で、ビジネスクラス以上は席はフルフラットになります。ファーストクラスの席は目にする機会すらなかったのでわかりませんが、ビジネスクラスに関しては、ANAのフルフラットシートに比べると明らかに劣るかな、、、といった感じです。隣の席との仕切りがあまりないような作りになっているので、プライバシー感をビジネスクラスの席に求めている方には少し気になるかと思います。逆に、夫婦で利用する場合などにはこちらの方がいいのかもしれません。例えばANAの場合、フルフラットにはならない「BUSINESS CRADLE(ビジネスクレードル)」という席でも比較的仕切りはしっかりしていて、隣の席の人の顔は全然見えないようになっていますから。
今回の私の席はエコノミークラスですから、ビジネスクラスゾーンを通り過ぎ、さらにプレエコゾーンを通り過ぎ、奥へ奥へと進んでいってようやく到着です。私のチケットの予約クラスはかなり低いものだったようで、実は事前座席指定すらできなかったため内心かなり心配していたのですが、とりあえず通路側にはしてもらえたようで良かったです。席の配置は2-4-2ですが、11時間程度のフライトということで、通路側に座れないと結構しんどい思いをするかと思います。もちろんこれはルフトハンザ便に限った話ではありませんが。
こちらの機材のエコノミークラスの席はこんな感じです。
この写真からどの程度伝わるかわかりませんが、ぶっちゃけかなり狭いです。私は普段、東京-台北間を飛んでいるANAのボーイングB787-8型機のエコノミークラスを利用することが多いのですが、明らかに今回の席の方がシートピッチ的には余裕がなかったような気がします。私はそんなに大柄な体格ではありませんが、普通に前の席に膝が当たりましたから。
しかも、周囲は中国人だらけ。みんなリクライニングはがっつり倒します。私も遠慮せずにがっつり倒しました。郷に入っては郷に従えです。
とにかくこの席での11時間は苦行以外の何物でもありません。ただ、往路での反省があったので、私は今回は睡眠導入剤を持ち込み、食事後はそれを飲んでなるべく眠るようにしました。起きている時間は、こまめに水分を取って、何度もトイレに足を運び、とにかく気が紛れるように努めました。
今これを書いていて気付きましたが、私はどうやら機内食の写真すら撮らなかったようです。本当にいろいろと必死だったのでしょうね(笑)
もっとも、食事の際にスマホを取り出すスペースすらないくらいキツキツだったというのも一つの理由ではあるのですが。。。
とまあ、そんなこんなでほぼ定刻通りに上海浦東国際空港に到着しました。席に関してはなかなか厳しいものがありましたが、そこそこ眠れた分、往路よりも疲労は残らずに済んだような気がします。
ちなみに、レガシーキャリア、かつ大型機材なのにも関わらず、なぜは到着時は沖止めでした。
こういうアングルで飛行機の写真が撮れるところが、沖止めの憎めないところですよね!(笑)
まとめ
ということで、今回は長距離区間で往復ともにルフトハンザドイツ航空の便を利用したわけですが、正直な感想としては、「次は別の航空会社にしよう」です。
とにかくサービスは最小限に留めているといった感じで、CAさんたちは愛想があまり良くありませんでした。CAさんの半分もしくはそれ以上は男性で、女性もやたらと太っている人が多くて、モデル体型のCAさんばかりのエバー航空や中華航空(チャイナエアライン)に慣れ親しんだ私としては、なんだかなあとつい思ってしまいました。
また、離陸してしばらくした後、隣の席のドイツ人男性が急にパンツ丸出しで着替え出したりして、ドイツ人にも下品な人がいるものだなと、、、
あとはやはり、エコノミークラスのシートピッチはかなり狭目ですね。ちょっと引くくらい狭いです。また後ほど記事にするつもりですが、上海に到着後、台北に帰るために乗ったエバー航空のエコノミークラスのシートピッチの余裕っぷりには驚きました。短距離便なのにも関わらず、本当に広い。
これでチケットが安かったらいいのですが、全く安くはありませんからね、、、
ということで、ぜひ皆さんも全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)の便だけではなくて、他の航空会社の便にも積極的に乗ってみてください。ANAやJALがいかに素晴らしい会社かわかりますから(笑)
次回以降は上海浦東国際空港のラウンジ情報、及び上海-台北間フライトの搭乗レポートをお送りしたいと思います。