とある飛行機好きの生活向上ブログ

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(中国系航空会社の長距離便ってどうなの?)中国国際航空のB777-300ERエコノミークラスで北京からミュンヘンへ(PEK -> MUC)

中国系航空会社の長距離便を利用する機会がありましたので、今回はその感想をお伝えしたいと思います。

 

日本人にとっての長距離便


近年日本人にとって海外旅行は非常に身近な存在になりました。休暇の期間に応じてアジアから欧米まで、多くの人々が様々な国を訪れています。

 

今回は長距離便に注目したいと思うのですが、例えば日本人が欧米を訪れる場合、選択肢は基本的に以下の3つに絞られます。

 

  1. 全日本空輸(ANA)か日本航空(JAL)の直行便
  2. 欧米の航空会社の直行便
  3. アジア内乗り継ぎ

 

日本の航空会社の質が世界最高水準であることは言うまでもありませんから、もちろん十分な現金やマイルがあるのであればANAかJALの2択になります。欧米の航空会社に関しては、航空会社による差が大きいものの、ANAやJALよりは若干安くチケットが手に入るケースが多いような気がします。ただ、日本への直行便はビジネス需要も比較的旺盛なので、価格が高騰することも少なくありません。

 

価格的に最も魅力的なのはやはり日本以外のアジアの航空会社を利用したアジア内乗り継ぎです。具体的には、韓国の仁川空港、台湾の桃園空港、中国の上海浦東空港や北京首都国際空港、香港経由、マレーシアのクアラルンプール経由なんかがよく知られているかと思います。日本人の欧米ファンの中にはアジア地域の国にあまり良いイメージを持っていない人も多く、経済的な余裕のある人の中にはこういった経路を避ける人も少なくないのですが、若者がよく利用する旅行代理店の格安パッケージツアー等では、一般的にこういったルートが選ばれるケースが多いです。

 

まあこの辺に関しては、本当に予算次第といった感じなのではないでしょうか。「日本の航空会社を利用して快適に旅をしたい!」という方は黙って陸マイラー活動に勤しみましょう(笑)

 

陸マイラーとは? 飛行機に乗らずに大量のマイルを貯める方法 - とある飛行機好きの生活向上ブログ

 

今回私は中国の航空会社の長距離便に搭乗する機会を得ましたので、皆さんの不安を払拭(?)するためにも、以下簡単にレポートというか、感想をご紹介したいと思います。

 

中国国際航空


今回私は、中国のフラッグキャリアーである「中国国際航空(エア・チャイナ)」で北京首都国際空港からドイツのミュンヘン空港に向かいました。

 

中国国際航空は世界最大の航空連合である「スターアライアンス」に加盟しており、例えば日本-中国間ではANAと、中国-ドイツ間ではルフトハンザドイツ航空とコードシェアをしています。

 

中国の国土は広く、移動は空路が中心になりますから、中国には実に様々な航空会社が存在しており、どの会社も規模的にはかなり大きいです。ただ、中国国際航空を除いた中で特に名前が知られている「中国東方航空」や「中国南方航空」なんかは航空連合としては「スカイチーム」に加盟しています。要はアメリカのデルタ航空やフランスのエールフランス、イタリアのアリタリア-イタリア航空、台湾の中華航空(チャイナ・エアライン)、ベトナムのベトナム航空等の仲間なのですが、残念ながら日本にはスカイチーム所属の航空会社が存在しないため、マイレージプログラム的には日本人との親和性は低いと言わざるを得ません。

 

その点、中国国際航空であれば、例えば有償航空券を利用することによってANAのマイルを貯めたり、ANAのマイルを利用して特典航空券を取得することができますから、日本人にとっては「利用しようと思えば利用しやすい航空会社」ということになるわけです。

 

実際に乗ってみた


ということで、今回は人柱になる覚悟を決め、実際に中国国際航空の長距離便に乗ってみました。

 

今回利用したのはCA961便(「CA黒い」と覚えましょう)なのですが、この便はなかなか便利でして、出発時刻はなんと深夜2時なのです。長距離便利用時においては機内でスムーズに眠れるかどうかが重要ですから、この設定は嬉しい人も多いのではないでしょうか。深夜発ですから、日本を出発して乗り継ぐ際にも余裕があるかと思います。

 

ただ、ブロガー的に残念なのは、深夜便ということで機体の写真をまともに撮影することが困難だという点です。

 

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ちなみに、機材はボーイング社のB777-300ER型機です。長距離路線の定番機材ですね。中国の航空会社というと、エアバス社の機材ばかりなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、中国国際航空の場合、全体的な保有数が非常に多いので、ボーイングの機材も決して少なくはありません。

 

ということで、いざ、搭乗。

 

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貧乏人の私はもちろんエコノミークラス利用。こちらの機材のシート構成は以下の通り。エコノミークラスは3-3-3の配置です。

 

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機内の様子はこんな感じ。

 

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離陸後、機体が安定するとすぐに最初の食事(夕食? 夜食?)がサーブされました。ただもうこの時点で眠っている人も多くて、そういった人の席にはCAさんが「目が覚めて食べたくなったら教えてね!」的な内容が書かれたシールを席に貼り、希望者のみにサーブといった感じでした。私も多少眠気があり、写真を撮ったりはしませんでしたが、機内食の内容的には全くもって普通で、赤ワインを飲みながら美味しく頂きました。

 

食事が済むと照明が消され、後はもう眠るだけ。私はエコノミークラスの狭い席ではなかなかまともに眠れないタイプなので、音楽を聴きながら眠ったり起きたりを繰り返す感じでした。乗客の大部分を占める中国人たちはみんな結構がっつり眠っていました。あんな場所で眠れる人たちが本当に羨ましいです。

 

目的地が近付くと照明がオンに。そして2度目の機内食(朝食)がサーブされました。中華か洋食か選べるのですが、私の経験上、中国国際航空利用時で機内食が朝食の場合、中華を選ぶと内容は毎回「お粥」です。お粥と聞くと乳児に離乳食として与えたり、成人だと風邪を引いた時くらいにしか食べないイメージがあるかもしれませんが、中華圏ではお粥は朝食の定番です。

 

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ちなみに、お粥自体には味が付いていないので、パンの下に写っているザーサイと煮卵(?)的なものを投入してから食べましょう。塩気がいい感じでなかなか悪くないです。お腹にも優しいですしね。

 

食べ終わって一息つけば、長旅はほぼ終わったも同然。徐々に高度を下げ、ドイツらしい町並みを見ながら着陸です。北京からミュンヘンの所要時間は約10時間なのですが、この日は1時間ほど早く着きました。

 

感想


最後に感想を述べて終わりたいと思いますが、はっきり言って、エコノミークラスを利用するのであればどこの航空会社を選んでも同じだと思います。座席もエンターテイメント設備も機内食も飲み物もCAさんの対応もトイレの清潔さもほぼ同レベルです。ANAやJALの便を利用すればCAさんと日本語でコミュニケーションが取れるというメリットはありますが、海外の航空会社を利用したとしても、外国語能力など全くもって必要ありません。CAさんがワゴンを推しつつ何か話しかけてくれば飲み物について聞かれていることくらいは察しがつくでしょうし、ビーフかチキンか、ウェスタンかチャイニーズか、そのくらいなら聞かれても何とかなるでしょうしね。ちなみに、日本人が中国の航空会社を利用した際にはほぼ確実に最初はCAさんから中国語で話しかけられます。ただ、あなたが中国語を話せないとわかれば次回以降は英語で話しかけられるはずです。また、日本-中国間のフライトの場合、日本人のCAさんがいるケースが多いです。もっとも、先日私は日本人CAさんにコーヒーをこぼされたので、日本人CAを好む気持ち自体が私にはありませんが(笑)

 

あと、実は今回復路はルフトハンザドイツ航空の便を利用したのですが(後日別記事にて紹介する予定)、そちらでは機内の照明が消えた後も同行者とのおしゃべりを続けたり、ずっと映画を見ているドイツ人が少なくありませんでした。その点、中国人は機内ではがっつり眠るので静かですし、モニターの明かりを眩しく感じることもありませんでした。もっとも、短距離便ではやはり煩いなと感じることもありますから、これは長距離便に限った話だとは思いますが。

 

ということで、とりあえず中国国際航空に関しては特に問題は見当たらないので、有償航空券を買う場合、安いチケットを見つけたら躊躇わずに選んでしまって問題ないかと思います!