名古屋から仁川経由で北京に戻る際に大韓航空の便を利用しましたので、今回は搭乗レポートをお送りしたいと思います。
クリスマスシーズンのセントレア
今回の出発地は名古屋ということで、中部国際空港(通称 セントレア)にやってまいりました。
クリスマスシーズンということで、チェックインカウンターがあるフロアの一つ上の階にはクリスマスツリーが飾られていて、クリスマスマーケットが開催中でした。
国際空港を訪れる度に思うことですが、空港内のショッピングエリアに足を運ぶとなぜかテンションが上がりますよね。国を問わず空港内の物価は高めであるのが常ですが、つい色々買ったり食べたりしたくなってしまいます。
ちなみに、こちらの空港では飛行機の離着陸を鑑賞&写真撮影可能な展望エリアが非常に広く確保されていて、飛行機好きには嬉しい仕様になっています。
個人的にはこの空港が大好きなのですが、国際線の離発着はあまり多くはないんですよね。関空に明らかに偏っている気がするので、セントレアももう少し便数が増えると良いのですが。
今回は大韓航空(Korean Air、コリアン・エアー)利用で、仁川経由で北京に向かいます。
チェックインを済ませ、制限エリアに移動した後は大韓航空のラウンジ「KAL Lounge」へ。
この日はラウンジの入り口もクリスマス仕様になっていました。
ここは非常に小さなラウンジでフード類はあまりありませんが、サンドウィッチを黒ビールで流し込み、カップ麺を啜りつつ搭乗時刻を待ちました。
この日はソウルで雪が降り、雪掻きに時間がかかっているということで1時間半ほど遅れての搭乗案内となりました。
名古屋から仁川へ
この日私を名古屋から仁川まで運んでくれたのはエアバス社のA330-300型機でした。
優先搭乗を利用して早めに機内へ。
エコノミークラスではありますが、シートピッチに関しては比較的余裕があり、他の航空会社の機材よりも快適に感じました。エンターテイメント設備に関しても、モニターのサイズが大きくてキビキビ動きますし、日本語吹き替えの映画も多くて日本人は特に快適に過ごせるのではないでしょうか。
ちなみに、大韓航空は上級会員が比較的少ない(?)スカイチーム所属ということで、今回もCAさんからの挨拶がありました。エコノミークラス利用時にこれをやられると、「エコノミーかよ、、、」的な無言の圧力をつい感じてしまいますが、最近では極力気にしないようにしています(笑)
とまあそんなこんなで、いざ、出発!
国際線と言っても超短距離便。十分な高度まで上昇し、機体が安定しシートベルトサインが消えるとすぐに機内食の時間です。
ご覧の通り「食事」というよりは「軽食」といった感じでしたが、御飯時ではありませんでしたからこれで十分でした。
食事後、音楽を聴きつつウトウトしていると、着陸に向けて降下を開始する旨アナウンスが、、、本当にあっという間のフライトでした。
それにしても、空から眺める夕日って本当にきれいですよね。毎回贅沢な時間だなと感じます。
仁川国際空港到着後は、韓国への入国はせずに北京行きの便に乗り継ぎます。
仁川から北京へ
空港内に入り、乗り継ぎのためのセキュリティーチェックを受けた後は、搭乗時刻まで大韓航空のラウンジ「KAL Prestige Lounge」で過ごしました。レポートは以下の記事にありますので、もしよかったらチェックしてみてください。
搭乗時刻が近くなったのでラウンジを出て搭乗ゲートへ。ここの空港はかなり広く搭乗ゲート数も多いので、ラウンジからゲートが遠い場合は時間に余裕を持って移動した方が良いかもしれません。
ここの空港もセントレア同様、これから利用する機体の写真をきれいに撮るのが難しく若干残念なのですが、今回利用したのはボーイング社のB777-300型機でした。
内装やエンターテイメント設備は名古屋-仁川間で利用した機材と見分けがつかないくらい似ていて、このフライトもとても快適でした。
機内食はこんな感じ。
パッと見大したことのない簡素な食事ではあるのですが、左上に写っている豆腐とドールのパイナップルが結構美味しいので侮れません。
このフライトでは眠くなかったのでミッションインポッシブル(フォールアウト)を観たのですが、すごくいいところで北京に着いてしまいました、、、残念。早く続きが見たくて仕方ありません。終盤でイーサンがヘリから垂れたロープにしがみついているところで終わってしまったので、その後の展開をご存知の方は絶対に私にネタバレしないでください。
感想
ということで今回は大韓航空の国際線短距離便エコノミークラスを利用したわけですが、はっきり言ってかなり良かったです。
どうも日本には海外の航空会社を毛嫌いし、高いお金を支払ってでも日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)運行の便しか利用しないという人が多い気がします。トラブル時の日本語での対応など、安心をお金で買っているという側面があるのは事実なのですが、経済的に余裕のない人にとっては、それが旅の機会を減らすことに繋がる場合があります。例えば、JALやANAの長距離便は繁忙期であればエコノミークラスでも20万円くらいすることがよくありますが、仁川経由や台北経由、上海経由等の他社便を利用することで大きく節約できるケースは少なくありません。欧米の航空会社はともかくとして、アジアの主要国の航空会社であれば日本語対応可能なスタッフもほぼ間違いなく空港にはいますから、そこまで心配しなくても良いのでは? というのが私の考えです。
さて、明後日はクリスマス。それが過ぎれば年末年始。そうこうしていれば10連休という極めて特別なゴールデンウィークもやってきます。皆さん、フライトとホテルの手配はお済みですか?
旅を愛する者として、皆さんに多くの旅の機会が訪れることを願っています。
それでは、よい休日を。
メリークリスマス!