ネット上には本当にたくさんの宿泊予約サイトがあるわけですが、サイトによって結構価格が違ったりします。しかしながら、毎回いろんなサイトで調べていると疲れてしまいますから、ある程度利用するサイトは絞っておきたいものです。
今回は海外のホテルに的を絞って、個人的な経験から感じたことを少し書いておきたいと思います。もちろん、陸マイラー視点で見た時に「トータルで得かどうか」ということを重視します。
「Booking.com(ブッキングドットコム)」vs.「agoda(アゴダ)」
まず、私もいろんなサイトで同じホテルを調べて価格を比べたりしてみたのですが、もう「Booking.com(ブッキングドットコム)」と「agoda(アゴダ)」の二択で問題ないと思います。掲載ホテル数や口コミ情報の充実度などから言っても、これらのサイトは非常に優秀だと思うのです。
ただですね、サイトのデザインに関しては、個人的にはBooking.comの方がダントツ好きです。Booking.comだとセール中の場合、しっかりとそのことが強調表示されていてわかりやすいのですが、agodaのサイトデザインは何て言うかのっぺらしていて、見ていて楽しくならないんですよね(笑)
しかしながら価格に関して注目すると、agodaの方がほんのちょっとだけ安いことが結構多いです。もちろん逆のケースもありますが。ちなみに、Booking.comは総額表示で、agodaのサイト上で表示されている価格は税とサービス料を抜いたものですから、比較する際にはくれぐれも気をつけてください。我々にとって興味があるのはあくまで「総額」ですから、こういうところでも私はBooking.comの方が好きです。
ということで、私はいつもまず最初にBooking.comでホテルを探して、気に入ったホテルが見つかったら口コミ情報をチェックし、agodaの方でもそのホテルの口コミ情報と価格をチェックした上で、最終的にお得な方で予約をしています。
陸マイラー的にはどちらが得?
Booking.comを利用する場合でもagodaを利用する場合でも、ポイントサイトを経由してそれらのサイトにアクセスすることによってポイントを得ることができますから、必ず予約の際にはこの手順を踏むべきです。
とりあえず、「陸マイラーって何?」という方はこちらの記事を読んでから以下読み進めることをお勧めします。
sfcmiler.hatenablog.com
私が現在利用中のポイントサイトは「ハピタス」のみ(海外からは、例えば、「ポイントタウン」なんかにはアクセスができないため)ですから、ここでもハピタス経由での予約を前提とします。
この記事執筆時点で、Booking.com及びagoda利用時にハピタスポイントをゲットすることが可能なのですが、結構両者でポイント獲得条件が違いますから要注意です。
- (Booking.com)宿泊で600pt ※再度利用の場合、前回の予約申し込み日から2か月以上間をあけてからの利用が対象 ※人数泊数はpt数に関係なし
- (agoda)宿泊完了で3%
こんな感じの条件になっています。
とにもかくにも、Booking.comを利用してポイントをゲットするためには、上記のような細かい条件がありますから気をつけてください。要は。一度の旅行で複数のホテルに滞在する場合など、全部Booking.comにしてしまうと、600ポイントしかもらえないわけです。
あとはやはり、Booking.comは何部屋予約しようと何泊しようと600ポイントで固定ですから、連泊する場合などはagodaにしておいた方が得するケースが多いかと思われます。ちなみに、「600pt」と「3%」が等価になるのは利用額が「20,000円」になる時ですから、2万円を超える予約をする場合には、基本的にはagodaを利用した方が得ということになりますね。海外旅行となると、少なくとも2連泊か3連泊程度はすることが多いでしょうから、必然的にagodaを利用する頻度が高くなるのではないでしょうか。実際のところ、私も最近は「Booking.comで調べてagodaで予約」というのが習慣みたいになっています。
「3%ポイントバック」を侮ってはいけない理由
数日前にハピタスでポイントをチェックしてみたところ、新たに5,000ポイントほど獲得できていたのですが、実はこれは全部agodaを利用して獲得したものです。少し前に香港旅行の記事を投稿したわけですが、あの時のホテル予約も全てハピタス経由でagodaにアクセスして行ったので、その時のポイントが加算されていたのです。
今回ゲットした5,000ポイントは、「ハピタスポイント -> PeXポイント -> メトロポイント -> ANAマイル」の順番で交換していくと0.9掛けで約4,500マイルになるわけですが、例えば、東京-香港間のエコノミークラス往復特典航空券と交換するために必要なマイル数は、ローシーズンであれば17,000マイルですから、相対的に考えたら4,500は結構大きな数字だと思います。
また、もう少しざっくりとした話をすると、ANAマイルであれば、1マイルに少なくとも2円くらいの価値がありますから、「3%ポイントバック」というのは「6%マイルバック」みたいな意味合いにもなるわけです。国際線ビジネスクラス特典航空券に交換する予定の方であれば、1マイルの価値はもっともっと高くなりますから、大雑把に言えば、例えば「実質10%マイルバック」みたいなことにも十分なり得るわけです。
ということで、「ハピタス経由でagoda利用」というのは結構美味しいルートだと私は思っているのですが、如何でしょうか。新規クレジットカード契約や証券取引口座開設、FX取引口座開設などの大型案件はそれなりの数ありますが、やはり数に限りがありますし、私のように収入が少ない貧乏人の場合、与信の関係でクレジットカードをたくさん持つことなどは難しかったりしますからね。あとは、ゴールドカードやダイナースを作りたいと思っても、審査で落とされる可能性が高そうですし。その点、こういった宿泊予約によるポイント獲得はほぼ恒常的に有効な手段だと言えるわけです。
旅行は楽しいけれど、やはりお金には限りがあるわけで、こういった方法を有効に活用して、少しでも旅の機会を増やしていけたらいいですよね。