とある飛行機好きの生活向上ブログ

ごく平凡なサラリーマンが綴る飛行機ブログ。飛行機や旅行、空港ラウンジ、クレジットカード、陸マイラー情報などについて自由気ままに発信していきます。ご連絡はTwitter(@superflyer2015)経由でお願いします。

スポンサードリンク

2018年8月から大きく変わるSPGとマリオットのロイヤリティープログラムとSPGアメックス

f:id:superflyer2015:20180505231719p:plain


2018年の8月からSPGとマリオット系列のホテルに関してロイヤリティープログラムが大きく変わります。当記事では、それらの変更点をざっとまとめておきたいと思います。

 

SPGとマリオットの統合


様々なブランドの高級ホテルが参加しているSPGがアメリカのマリオットグループに買収されてだいぶ時間が経つわけですが、先月ようやくロイヤリティープログラムの統合に関するアナウンスがありました。

 

結論から言えば、2018年8月1日より2つのプログラムは完全に統合されます。

 

しかしながら、移行に伴う準備にまだ時間が必要な箇所があるためか、ポイントを用いた特典宿泊に関する新規定の適用など、2019年以降正式に導入される部分もあります。

 

また、SPGアメックスに関する変更点に関しては、まだ一部しかアナウンスがありません。近々さらに詳しい点に関して説明がなされるはずです。

 

それでは以下、現時点で判明している各種変更点に関して順番に見ていくことにしましょう。

 

SPGアメックスに関する変更点


所有するだけでSPG及びマリオットの上級会員になることできるアメリカン・エキスプレスのクレジットカード、通称「SPGアメックス」。カードに関する詳細は以下の記事をご参照ください。

 

sfcmiler.hatenablog.com


このSPGアメックスに関して、今回変更となるのは以下の点です。

 

  • 「スターポイント」から「ポイント」へ名称変更
  • 通常カード利用時の獲得ポイント数は「100円=1スターポイント」から「100円=3ポイント」に変更
  • SPG/マリオット・リワード参加ホテル利用時に適用される期間限定キャンペーンの獲得ポイント数は「100円=2スターポイント」から「100円=6ポイント」に変更
  • 継続ボーナス特典は「2滞在分の滞在実績と5泊分の宿泊実績」から「5宿泊分の宿泊実績のみ」に変更


これまでもSPGの1スターポイントはマリオット・リワードの3ポイントに交換可能でしたから、要は「何も変わらない」ということですね。継続ボーナスに関しては一見改悪に見えますが、今後エリート会員資格を得るための条件は滞在数ベースではなくて宿泊数ベースになるようなので、実質的には変化なしということになります。

 

新しいロイヤリティープログラム


2018年8月から始動する新しいロイヤリティープログラムなのですが、その名称は2019年に発表されるそうです。

 

f:id:superflyer2015:20180505232030p:plain

 
まず、スターポイントに関する変更ですが、2018年8月に保有しているスターポイントは新制度のポイントに自動的に変換されます。もちろんレートは「1スターポイント=3ポイント」。つまり残高が3倍になります。

 

また8月からは、ホテルでの対象となる利用金額1米ドルごとに10ポイントが獲得可能になります。

 

アカウントに関しても統合され、保有中のポイントや獲得済みの宿泊数も合算されます。ただ、これに関しては、公式サイトに「8月に1つに統合することが必要です」と書かれているので、もしかしたら自分で何か手続きをする必要があるのかもしれません。

 

次にエリート会員制度に関してですが、以下のように細分化されます。

 

f:id:superflyer2015:20180505232121p:plain

 

ライフタイム会員に関しては以下の通り。

 

f:id:superflyer2015:20180505232147p:plain

 

一見変化なしに見えなくもないのですが、どうやらこれまでマリオットのゴールド会員の特典であった「ラウンジアクセス権」や「無料朝食」は今後はプラチナからになるようですから、結構な改悪と言えるかもしれません。また、「レイトチェックアウト」に関しても、これまでのように16時まで遅らせることができるのはやはりプラチナから。ゴールド会員では14時までしか遅らせることができなくなるようです。この辺りが実質的には非常に重要なポイントですから、はっきり言って残念ですね。

 

最後に、貯めたポイントの使い道に関してですが、まず航空会社のマイルへの交換に関しては今まで通りです。スターポイントベースの現状と比べて数字が3倍されるだけで、今後は「3ポイント=1マイル」、「60,000ポイント交換するごとに15,000ボーナスポイント(つまり、60,000ポイント=25,000マイル)」となります。

 

特典宿泊に必要なポイント数は以下の通り。

 

f:id:superflyer2015:20180505232336p:plain

 

これに関しては、上の画像上で「Coming 2019」と書かれているように、2019年の初旬に変更が予定されており、「8カテゴリー制」「スタンダード、オフピーク、ピークの3区分に分割」となるようです。ただ、それらが導入されるまでの2018年8月からの数ヶ月間は「カテゴリー8」は存在しませんし、繁忙期かどうかに関わらず「スタンダード」のポイント数で無料宿泊が可能となります。要は、その数ヶ月間に関しては、来年以降カテゴリー8に格上げされることになる最高級クラスのホテルにだいぶ少ないポイント数で泊まれるということになります。その期間に旅行の予定がある方は要チェックですね。

 

まとめ


以上ざっと現在判明していることをまとめてみましたが、明らかな改悪と言わざるを得ませんね。個人的にはやはりちょっと残念です。

 

ただ、これも最近のトレンドなんですよね。米系の航空会社のマイレージプログラムに顕著な話ですが、払った金額に対してマイルを付与しようという動きです。その方がフェアだと言えなくもないのですが、安いチケットで長距離飛んでマイルを稼ぐといったようなマイラーの楽しみが半減してしまったのも事実です。ホテル業界も同じような考え方で、たくさんお金を払ってたくさん泊まってくれるような人を優遇したい、クレジットカードを持つだけで得られるような特典はある程度制限したい、ということなのではないでしょうか。

 

流れは明らかに「現金至上主義」なのだと思います。近年はマイル関係でもホテル関係でも、裏技のようなものは個人ブログ等を通してインターネット上でものすごいスピードで拡散していまいます。結果的に、「情報収集に励んで得しよう!」と考える人たちにどんどん制限がかけられていっているような気がします。まあ個人的には、「そりゃそうなるわな、、、」とは思いますけれどね。

 

それにしても、変化が激しい業界でウォッチャーとしては本当に退屈しません。本件に関しても、今後もっと細かい部分が明らかになってくるはずですから、随時当ブログ上でもご紹介したいと考えています。

 

(※2018年5月11日追記)

SPG/マリオットから2018年8月からのステータス変化について以下のように公式アナウンスがありました。なお、これらはあくまで「ステータスマッチを経て上級会員資格を得た場合を除く」点にご注意ください。

 

  • SPGのゴールド -> ゴールドエリート
  • マリオットリワードのゴールド -> プラチナエリート

 

つまり、現状マリオットリワードのゴールド会員には「マリオットリワード側で条件を満たしてゴールド会員になった人」と「SPG側のゴールドを取得してステータスマッチによりマリオットリワードのゴールド会員にもなった人」の2種類がいるわけですが、前者は2018年8月以降プラチナエリートに、後者はゴールドエリートのままということになります。すなわち、SPGアメックスを保有することでSPGゴールド、そしてマッチングにてマリオット側でもゴールド、という方は8月以降はゴールドエリートとなります。上の方でご紹介した通り、今後はマリオット系のホテルに宿泊した際の特典の内容がかなり貧弱になりますから、残念なニュースと言わざるを得ませんね。もっとも、ポイントからエアラインマイルへの交換比率や毎年の無料宿泊特典は継続されますから、SPGアメックス自体の価値はまだまだ十分な水準に保たれているとは思いますが。

 

(※2018年7月27日追記)

統合後の新プログラムが2018年8月18日から始まる旨この度正式に発表がありました。

 

sfcmiler.hatenablog.com