とある飛行機好きの生活向上ブログ

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(宮崎旅行)台湾桃園国際空港の第2ターミナルにあるチャイナエアラインラウンジ

いきなりなのですが、宮崎に旅行に行ってきました。今回のエントリーでは、その際に台湾桃園国際空港で利用した中華航空(チャイナエアライン)のラウンジについてご紹介したいと思います。

 

「スカイチーム」とは?

 

先に世界三大航空連合の一つである「スカイチーム」についてちょっとだけ書いておきたいと思います。

 

今回私は台湾から宮崎まで中華航空(チャイナエアライン)の直行便を使ったのですが、チャイナエアラインはこの「スカイチーム」という航空連合に所属しています。全日本空輸(ANA)は「スターアライアンス」、日本航空(JAL)は「ワンワールド」ですから、日本人の多くはスカイチームについては馴染みがないのではないでしょうか。

 

スカイチームにも航空連合内共通の上級会員制度がありまして、スカイチーム「エリート」及び「エリートプラス」というのがそれです。これらはスターアライアンスで言うところの「シルバー」及び「ゴールド」に対応しています。

 

私はスカイチームではエリートプラス会員なので、チャイナエアラインを利用する際には航空会社ラウンジの利用ができるわけです。ただ、実は日本人がこの資格を得るのは非常に簡単で、わざわざスカイチーム加盟航空会社の便に乗りまくらなくても、アメリカンエキスプレスが発行しているデルタ航空との提携ゴールドカードを所有するだけでOKです。このカードを所有すると、デルタ航空のマイレージプログラムにおける「ゴールドメダリオン」会員になることができるのですが、この資格を得ると自動的にスカイチームエリートプラス会員にもなれるのです。ANAで言うところのプラチナ会員みたいなものですね。

 

ということで、興味がある方はこのクレジットカードを作ることを検討されてみてもいいのかもしれません。スカイチームは日本人には馴染みがありませんが、大韓航空やエールフランス、KLMオランダ航空など有名どころが加盟している巨大な航空連合です。

 

って、こんな場所で宣伝してしまいましたが、みなさんが当該クレジットカードを作ったところで、私には1円たりとも入りません(笑)

 

桃園空港第2ターミナルにあるチャイナエアラインラウンジ

 

今回利用したチャイナエアラインラウンジなのですが、台湾の桃園空港には第1ターミナルと第2ターミナルの両方にあります。ただ、この二つは全然似ていなくて、内装等の雰囲気はかなり異なります。ぶっちゃけ第1ターミナルにある方が質は高いのですが、今回は第2にある方の紹介です。

 

ということでやってきましたチャイナエアラインラウンジ!

 

チャイナエアラインラウンジ

 

チャイナエアラインラウンジ

 

ラウンジに入ったら、受け付けのあるフロアで過ごしてもいいのですが、このフロアにあるのは主に飲み物だけで、ホットミールは基本的に一つ下のフロアにありますから、食事をしたい人は階段を降りましょう。

 

チャイナエアラインラウンジ

 

ラウンジ内の雰囲気はこんな感じで、比較的明るめです。

 

チャイナエアラインラウンジ

 

ホットミールはそれなりに種類があるのですが、シュウマイや小籠包といったような点心が食べられるのが嬉しいですね。

 

チャイナエアラインラウンジ

 

チャーハンなんかも普通に美味しかったです。

 

チャイナエアラインラウンジ

 

あと、ぜひこちらのラウンジを訪れた際に試していただきたいのは、やはり何と言ってもヌードルバーです。下のフロアの奥の方にカウンターがあり、タッチパネルを操作して数種類ある麺類から選んで注文することができます。

 

チャイナエアラインラウンジ

 

手前が牛肉麺で、奥がタンツー麺です。どちらもかなり本格的な味で、スープのレベルが本当に高いです。

 

 

ということで、今回はチャイナエアラインラウンジについて簡単にご紹介させていただきましたが、あなたがもしスカイチーム加盟航空会社のラウンジを使ってみたいと思ったとしても、例えばチャイナエアラインの便に乗りまくってエメラルド会員(スカイチームエリートプラス会員)を目指すのはオススメしません。計算していないので数字は出せませんが、間違いなくSFC修行やJGC修行よりもはるかにお金がかかります。ANAやJALは明らかに多くの人を上級会員にして、自社の「ファン」でいてもらおうとしているような気がしますが、海外の航空会社はどちらかと言えば、上級会員の割合はあえて少なく保ち、本当にお金のある顧客を大切にしようとしているような気がします。実は2年くらい前にデルタ航空のマイレージ制度が超大改悪されたのですが、まさにそんな意図を感じる改悪でした。

 

少し細かい話をしてしまいましたが、航空会社のマイレージ制度一つとっても、先進国の経済がどういった方向を向いているのかが現れているようで面白いなと思います。

 

実は今回の旅行では、ANAのSFC会員であることにより思いがけず得をするという面白い経験をしましたので、そのあたりについては次回のエントリーで書いてみたいと思います。