とある飛行機好きの生活向上ブログ

中国在住サラリーマン。2015年にいわゆる「修行」によりANA SFC取得。飛行機や旅行、航空会社のマイレージ会員制度、陸マイラー情報などについて書いていきます。(Twitter: @superflyer2015)

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(たった2%の増税で大騒ぎする最近の日本人)8%から10%への消費増税に関して管理人が思っていること

このブログのタイトルには「生活向上」という言葉が入っているわけですが、その背景には私の「様々な工夫によって人生の質は向上し得る。初期条件(親が金持ちかどうか等)が全てと思い込んで諦めるのは愚の骨頂。」という信条があります。
SFC修行や陸マイラー活動も、株に投資したりFX取引をしたりするのも全て私なりの「工夫」です。

資本主義において「お金」が最も大きな価値を持つのは事実です。
だから私は現在の資本主義が嫌いです。でも、自分も既にゲームのプレイヤーであり、残りのチャンス(時間)は限られているのも事実ですから、コツコツと「自分自身の富を増やす活動」に勤しみつつ、各種社会問題からも目を逸らさずに、自分なりの考えを持つよう努めたいなと常々思っています。

昨日の記事で消費増税に関係した話題を取り上げました。
記事の最後で予告した通り、今回は私自身の意見を紹介させていただこうと思います。

 

賛成か反対の二択なら「賛成」


先に結論を書いておきますが、賛成か反対の二択なら、私には反対しなければいけない決定的な理由が思いつかないので「賛成」です。
10%への引き上げはだいぶ前に決まっていたことなわけで、様々な政策が消費増税を前提としています。ですから、増税をキャンセルすることで生じる「損失」が一人の日本人として純粋に怖いです。

 

8%に据え置いたところで消費なんて増えないだろうし、10%に引き上げて大きく消費が減ることもない


結果的に考えれば、5%から8%への増税は「失敗」だったと思います。とにかくタイミングが悪かった。
しかしながら、増税後に世界経済がすごい勢いで失速したことが主要な原因の一端を担っているのは間違いなく、「運が悪かった」という表現が個人的にはしっくりきます。みんな馬鹿の一つ覚えみたいに「安倍が悪い」、「黒田が悪い」なんて言っていますが、批判する相手を間違えているのではないでしょうか。海の向こうには批判されるべき人たちがたくさんいます。

肝心なのは、消費税を「8%に据え置いた場合に消費が増えるのか」、そして「10%に引き上げた場合に大きく消費が落ち込むのか」、という点です。
まず前者に関しては議論するまでもないでしょう。8%への据え置きが発表されたとして、要はただの現状維持ですから、消費なんて増えるわけがありません。
では次に後者に関してですが、予定通り消費税が10%に引き上げられたとして、みなさんは今まで以上に消費を減らして節約しようと思いますか?
経済的に余裕のない世帯は、そもそも現時点で消費をとことん抑制した生活をしていますから、「これ以上の節約は難しい」と私は考えます。

私も間違いなく経済的には「平均以下」の層に属していますが、家にテレビや洗濯機、冷蔵庫なんかは既にあるわけで、普通に使えるから性能のいい新しい商品に買い替えようとは思わなしいし、iPhoneが超高いから2万円程度のAndroidを使っているけれど、全く不自由はしていません。特に体型に変化がないので、服はここ数年間ほとんど買っていません。今着ている服をいつ買ったのか思い出せませんが、間違いなく3年以上前です。靴は一時帰国した時に、ABCマートで1万円くらいのを買っていますが、けっこう長く使い続けることができます。財布や時計、鞄なんかも、もう何年も同じものを使っていますし、そもそも高いものではありません。食費に関しては、毎日外食ですが一人でレストランなんかに行っても仕方がないので、いつも小さな食堂みたいなお店で安いものを食べています。でも十分満足できています。私はお酒が好きなのですが、ジンやウォッカ、安物のウイスキーなんかで十分ハッピーになれます。「そんな人生楽しいの?」という声が聞こえてきそうですが、しっかり娯楽も満喫しています。私の趣味は音楽鑑賞なのですが、YouTubeやニコニコ動画で聴けば無料です。あとは、いろんな人のブログを読んだり、2ちゃんねるのまとめサイトを見たり、お金なんか使わなくても毎日けっこう楽しめています。

どうでしょうか? 極端な例だと思いますか?
でも、スマホ一つあれば何時間でも楽しく過ごせるなんて人、ものすごく多いんじゃないでしょうか。あとはやはり、「こんな時代だし、将来何が起こるかわからないから、お金なんて怖くて使えない」という人も多いと思います。

ということで、現時点で既に日本人の消費はとことん落ち込んでいるため、消費税を10%に引き上げたからといってさらに消費が抑制されるとは私には思えないのです。ですから、当初の予定通り引き上げて問題ないだろうと。

旧正月に帰省した時に、私の母が言っていた言葉が印象的でした。
「なんでみんな消費増税に反対するんだろうね。あんなの、ものすごく公平な方法じゃない。いっぱいお金を使うお金持ちがたくさん負担するんだから。」

ちなみに、個人的には軽減税率に反対です。
これの実現にはものすごく複雑なシステムが必要なわけで、そのコストは甚大ですし、政治家たちがこれの議論のためにたくさんの時間を割いたもの、非常にもったいなかったのではないかなと思っています。軽減税率システムを整えるために莫大なコストを消費したのでは、消費増税の意義も霞んでしまいます。

 

目と鼻の先に迫っているもっと深刻な懸案事項


最後にちょっとだけ書いて終わりにしたいと思うのですが、現在の我々にはもっと深刻な問題がたくさんあります。
その中でも私が特筆すべきだと思っているのは、アメリカの大統領選挙です。トランプ氏の大躍進はみなさんもご存知だと思いますが、このことはいったい何を意味するのでしょうか。細かいことを省いてすごくざっくり言えば、世界のリーダーであるアメリカにおいて、「現在の行き過ぎた資本主義、及び各種affirmative actionに対して強いストレスを感じている人が非常に多い」ということが見て取れるのです。今日の自由主義の生みの親であるアメリカでこんなことが起きているという事実を、我々は深刻に受け止めなければいけません。

今回はここまでにしておきますが、本当に考えなければいけない問題がたくさんありますね。でも、これも全て、若者やこれから生まれてくる子供たちのためなのだと思います。しっかり考え、いっぱい議論して少しでも未来を明るくしようと努力することは、大人の義務ですから。