とある飛行機好きの生活向上ブログ

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マリオットボンヴォイのポイントを航空会社のマイルに交換する方法。手順と必要な日数。

マリオットボンヴォイのポイントをANAのマイルに移行してみましたので、その方法やかかった日数についてご紹介したいと思います。

 

マリオットボンヴォイ


世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルには「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)」という名称のロイヤルティプログラムが存在し、他のホテルグループのロイヤルティプログラム同様、宿泊やホテル内のレストランを利用することによりポイントが貯まります。

 

マリオットボンヴォイに関しては、「SPGアメックス」と呼ばれているアメリカンエキスプレス発行のクレジットカードを利用することでも貯まるため、比較的ポイントを貯めやすいロイヤルティプログラムであると言えます。

 

sfcmiler.hatenablog.com

 

貯めたポイントなのですが、ポピュラーな用途としては「無料宿泊」に使うか、もしくは「航空会社のマイルに交換」するかの二択になるかと思います。

 

今回私は全日本空輸(ANA)のマイルに交換しましたので、その方法についてご紹介します。

 

方法とかかった日数


まず交換の方法ですが、コチラ(https://www.marriott.co.jp/loyalty/redeem/travel/points-to-miles.mi)のホームページ上で手続きをすることができます。

 

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画面を下にスクロールしていくと、交換比率の一覧があります。

 

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「ANAマイレージクラブ」は「3:1」となっていますから、マリオットボンヴォイの3ポイントを1マイルに交換可能です。様々な航空会社のマイレージプログラムに対応しているわけですが、日本航空(JAL)も含め、ほとんどのマイレージプログラムに関して交換比率は「3:1」となっています。

 

「1日あたり3,000〜240,000ポイント」の移行が可能なのですが、兎にも角にも最も重要なのは、「60,000ポイント単位で交換するべき」ということです。「60,000ポイント移行するごとに5,000マイルのボーナス」がもらえますから、60,000ポイントを交換すると、3分の1である20,000マイルではなく、25,000マイルになります。ボーナスがない場合と比べて「1.25倍」になりますから、60,000ポイント単位での交換が圧倒的にお得です。

 

ポイントの移行申請自体は非常に簡単で、当該サイト上にある「ポイント移行」というボタンを選択し、以下のような画面に必要事項を入力して送信するだけです。

 

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ここで移行先のマイレージプログラムを指定、会員番号を入力し、交換するポイント数を指定するわけですが、60,000ポイントと入力しても20,000マイルとしか表示されません。しかしボーナス分はしっかり付与されますから、心配せずに次の画面に進んでしまって問題ありません。

 

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私は2019年3月に交換申請をしたのですが、月曜日に申請したところ、その週の金曜日にはANAのアカウントに反映されていました。なので1週間以内には完了するものと考えて問題ないかと思います。もっとも、必要な日数が移行先のマイレージプログラムに依る可能性は否定できませんが。

 

ちなみに、ANAのアカウントを確認してみたところ、20,000マイルとボーナスの5,000マイルは別個に付与されているようでした。

 

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ちなみに、「マリオットリワーズ」というのはマリオットのロイヤルティプログラムの旧名です。まだシステム上における名称変更が完了していないのでしょうね。

 

兎にも角にも、私の場合は申請後4日で移行が完了したわけですが、このくらい早いと使い勝手がいいですね。

 

無料宿泊とマイルのどちらが得?


最後に、マリオットボンヴォイのポイントに関して、無料宿泊で使うのとマイルに交換するのとでは一体どちらが得なのか考えてみたいと思います。

 

もちろんこれは「無料宿泊するタイミング」と「マイルの使い方」に強く依存した話なので、絶対的な答えはありません。

 

ただ、「中長距離便のビジネスクラス特典航空券」の発券に利用する場合であれば、多くの場合でマイルに交換した方が得だと思います。

 

一つの基準として、「1ポイントを1円の価値で使えるか否か」というのを私は重視しています。無料宿泊に関して言えば、この基準はなかなか絶妙です。繁忙期であれば、ホテルによっては簡単にこの基準をクリアしますし、時期やホテルによってはこの基準を大きく下回るケースも少なくありません。

 

60,000ポイント単位でマイルに交換した場合、「3ポイント=1.25マイル」になるわけですが、例えばANAの場合は一般的には「1マイル=2円」くらいの価値であると言われていますから、「3ポイント=2.5円」ということになります。ただ、特に中長距離便のビジネスクラス特典航空券の発券にマイルを利用する場合、1マイルの価値は一般的にもっと高くなりますから、「1ポイント=1円」の基準はほぼ確実に超えることになりますし、結果的に「1ポイント=2円」くらいの価値で利用したことになるケースも十分に考えられます。

 

そんなわけで、個人的にはマイルへの交換がオススメです。ただ、例えばJALユーザーの場合、特典航空券の発券に必要なマイル数は変動制ですから、そもそも「1マイル=2円」とは言い切れません。なので、やはり航空会社やタイミング次第ということにはなるかと思います。

 

そういった意味では、本当にこれらの交換レートというのは絶妙なラインに設定されていて面白いですよね。一つ確かなのは、マリオットボンヴォイのポイントは他のホテルグループのロイヤルティプログラムのポイントと比べて価値が高いと言えるので、日常生活における各種決済をSPGアメックス(確実にお得なトラベラー必携カード「SPGアメックス」 - とある飛行機好きの生活向上ブログ)に集中させるなどして、積極的に貯めることが重要なのかなと私は考えています。

 

ということで以上、誰かの参考に少しでもなれば嬉しいです。