今回は当ブログ初となる中国のホテルの宿泊レポートです。
宿泊の目的
今回は中国の北京にあるホテルのご紹介なのですが、なぜ北京在住の私がわざわざホテルに泊まったかと言うと、いわゆる「ホテル修行」のためです。要は、ホテルグループのロイヤリティープログラムにおける上級会員資格取得のために、意味もなく宿泊したわけです。もっとも、私は純粋にホテルステイが大好きなので、お金のかかる娯楽のようなものですが、、、(笑)
今回はIHG修行ということで、IHGというホテルグループのブランドである「クラウンプラザ」に泊まりました。なお、IHGのロイヤリティープログラムに関しては、以下の記事に詳しい説明があります。
予定は未定ですが、今年は何とか「プラチナエリート」までいけたらいいなと思っています。
Crowne Plaza Beijing Wangfujing
それでは早速ご紹介ですが、今回宿泊した「Crowne Plaza Beijing Wangfujing」は北京一の繁華街である「王府井」という場所にあります。ご存知の方も多いであろう故宮の東側、天安門の北東に位置しています。
地下鉄1号線の「王府井駅」で降り、真っ直ぐ北に15分くらい歩けば到着です。徒歩15分と聞くと、ちょっと遠いなと思われるかもしれませんが、とにかく賑やかな商業エリアですから全く退屈しないと思います。
ホテルの外観はこんな感じ。
まあ見ての通りちょっと古いですね、、、
ただまあ、それでもIHGのブランドである「ホリデイイン」より上位のクラウンプラザですし、古いせいか1泊1室1万円程度で泊まれますから、十分検討の価値はあるかと思います。付近にはデパートがたくさんあり、食事もショッピングも満喫できますから、旅行者には最適と言ってもよいロケーションなのではないでしょうか。
中に入ると、目の前はロビーラウンジ。ホテルは中央部分が吹き抜けになっているので非常に開放感があります。
上から見下ろすとこんな感じで、1階と中2階にレストランがあります。
Premier Room
今回利用したのは「1 King Bed Premier Room Nonsmoking」という部屋で、下から数えて2番目のグレードの部屋です。当日の為替レートで約13,000円でした。あくまで1部屋の料金ですから、1人で泊まるのはもったいないのですが、こればかりはもう独り身の私としては仕方ありません。
部屋に入ると、、、!? 結構狭い?
うん、、、まあ価格が価格ですから、こんなものですかね。ただ、宿泊予約サイトの口コミに多数書き込まれている通り、ベッドが非常に快適だったので、案外満足度は高かったです。キングサイズですからかなり大きくふかふかで、バスタオルも含め、リネンはとても清潔に保たれていて安心して利用することができました。
ちなみに、内側の部屋だったので、窓からの「景色」はこれです。
ロビーラウンジでピアノの生演奏があったのですが、それが聴こえてきていい感じでした(笑)
ジブリ作品の曲が聴こえてきた時には若干驚きましたが。
クローゼット、使い捨てスリッパ、冷蔵庫、グラス類等は一通り揃っています。
日本の(普通の)ホテルには絶対に置いていないものが一つだけ写っているのですが、、、わかりましたか?(笑)
水周りはいたって普通でした。シャワーブースが付いているのですが、そちらにはハンドシャワーがないので、私はバスタブの方のシャワーしか利用しませんでした。
シャワーの水圧は、、、及第点と言ったところでしょうか。トイレに関しては、さすがにウォシュレットは付いていませんがTOTO製ですし、もちろん紙は普通に流せます。
他には、アメニティー類に加えて無料の水が2本置いてあって、しっかりした生地のバスローブもありました。
ルームサービス
クラウンプラザはビジネスホテルかシティーホテルのどちらなのか私にはよくわかりませんが(公式サイト的には一応ビジネスホテルらしい)、サービス的にはシティーホテル並みで、24時間ルームサービスも利用可能です。
この日は疲れていたので、チェックイン後、徒歩圏内にあるマッサージ屋に足を運び、十分に癒された後で食事はルームサービスを利用しました。
上に載せたグランドメニュー以外に以下のようなクイックメニューもあり、安価で良さそうだったのでそちらにしました。
クイックメニューと言うだけあって、注文後30分かからないくらいで持ってきてくれました。
写真には写っていませんが、ホテルに戻る前に近くのセブンイレブンでお酒をたくさん買い込んだのはここだけの話です(笑)
ピアノの生演奏を聴きつつ、麻婆豆腐をつまみにビール。いい夜でした。
ロビーラウンジ
今回は素泊まりにしたので朝食のレポートはできないのですが、チェックアウト後にロビーラウンジでコーヒーを頂いてから帰りました。IHGのロイヤリティープログラムに登録すると、平会員でも「ドリンク1杯無料券」がもらえます。チェックアウト後でも使えるので、それを利用しました。
コーヒー1杯で結構長居してしまいましたが、こちらのラウンジはソファーもしっかりしていて、なかなかいい空間でした。午前中なのにも関わらずワインを飲んでいる白人のゲストが数人いましたが、お酒を楽しむにも最適だと思います。
まとめ
ということで、今回は北京の繁華街にあるクラウンプラザホテルのご紹介でした。
施設は全体的に古い感じは否めないものの、ベッドやバスタオルが清潔でふかふかだったりしてホテル側の努力が垣間見えましたし、ルールサービスの食事も美味しく、それなりに満足のいく滞在になりました。
最近は仕事が非常に忙しくストレスが強いのですが、こんな感じのホテルステイはいい気分転換になるなとあらためて思いました。
やっぱり人生には必要ですね。「いい時間」が。