とある飛行機好きの生活向上ブログ

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(搭乗レポート)エバー航空のB747-400型機エコノミークラスで上海から台北へ(PVG -> TPE)

今回は、ヨーロッパ旅行からの復路における上海-台北間のフライトについてご紹介したいと思います。

 

搭乗前にターミナル内を再度散策


この日、ミュンヘンからの長距離フライトを経て上海浦東国際空港に到着し、中国国際航空のラウンジでシャワーを浴びたり食事をしたりとのんびり過ごしていたのですが、せっかく来たのだからということで、搭乗前にもう少しターミナル内を散策してみることにしました。

まず、ラウンジの外に出て、そう言えばここの空港では無料Wi-Fiは利用可能なのかな、、、と気になりチェックしてみたのですが、どうやら登録が必要みたいですね。こんな案内を発見しました。

 

上海浦東国際空港

 

上海浦東国際空港


既にSIMカードを持っていてSMSが受け取れる方は問題ないのですが、そうでない人はターミナル内に数箇所設置されているマシンでパスワードを取得する必要があるようです。

ということで、マシンのところまで行ってみたのですが、、、

 

上海浦東国際空港


なんと、故障中のようで使えませんでした。
特にネットを使う必要があったわけではありませんから、他のマシンのある場所まで足を運ぶ気にはなれませんでしたが、このあたりのメンテナンスに関してはもう少ししっかしして欲しいですね。

ただ、SIMカードの取得のしやすさに関してはかなり優秀だなと感じました。ターミナル内に以下のような自動販売機が何台も設置されていて、現金もしくはクレジットカードで簡単に購入することができます。

 

上海浦東国際空港

 

上海浦東国際空港


シンガポール、ベトナム、日本、韓国等、様々な国に対応したSIMカードが用意されていて、これだけあればメジャーな国に行く際にはまず困らないでしょうね。

アップで見てみるとこんな感じで、例えば、日本で利用することができる7日間無制限データ通信が可能なもので70人民元ですから、リーズナブルな価格設定ですね。

 

上海浦東国際空港


SIMカードの自動販売機の観察に満足した後で(笑)、搭乗ゲートへと向かいました。

 

エバー航空のジャンボジェットで台北へ


実は、今回のヨーロッパ旅行、出発前から地味にこの復路における最後の区間のフライトが楽しみでした。なぜなら、機材がいわゆるジャンボジェット、すなわちボーイングB747-400型機だったからです。現在は全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)の便でこの機材に搭乗することはできませんから、乗るためには海外の航空会社を利用する必要があるわけです。ちなみに、台湾には「エバー航空」と「中華航空(チャイナエアライン)」という二つのレガシーキャリアが存在するわけですが、両者ともまだこの機材を使用しています。

 

エバー航空のボーイングB747-400型機


光が反射してしまって綺麗に撮影できなかったのですが、この独特なシェイプ、やっぱりいいですね!

今回は事前に座席指定が可能だったので、私は迷わずupper deck(アッパーデッキ)の席を選択しました。一般的に言えば、この機材の二階席はビジネスクラス仕様になっていることが多いようなのですが、今回の機材の二階席は完全にエコノミークラス仕様になっていました。

優先搭乗の権利を行使し、真っ先に二階デッキに上がってまずは一枚パシャリ!

 

エバー航空のボーイングB747-400型機


こういう写真が撮れるとやっぱりテンションが上がりますね!(笑)

座席はこんな感じなのですが、特筆すべきはシートピッチです。足元の空間がかなり広めに確保されています。

 

エバー航空のボーイングB747-400型機


ミュンヘンから上海までの長距離フライトで利用したエコノミークラスはもう「地獄シート」と呼ぶにふさわしいくらいキツキツだったので、正直本当に驚きました。ルフトハンザさんもエバー航空を見習って欲しいものです。

また、この機材においてもう一つ素晴らしいのは、二階席の窓側に設置されている物入れです。結構広いスペースが確保されていて、小さめのバッグなどもすんなり収納できますからかなり重宝します。

 

エバー航空のボーイングB747-400型機


ただ、機材自体はやはり少し古いので、エンターテイメント設備は一昔前のものになっています。もっとも、私は普段機内では音楽を聴くくらいしかしないので、特に気にはなりませんでしたが。

 

エバー航空のボーイングB747-400型機


フライト自体も順調で、定刻通り台湾桃園国際空港に到着しました。ちなみに、本記事のタイトルに私は「台北」と書きましたが、実はこの空港は台北市内ではなく桃園市内にあります。でも空港のコードは「TPE」なんですよね、、、
まあでも、日本人がそれを言っちゃいけませんよね。成田国際空港のかつての正式名称は「新東京国際空港」でしたし、東京にはない東京ディズニーランドなんてのもありますしね。

 

まとめ


ということで、今回は普段にはない遠出をしたわけですが、無事現在のホームである台北に戻ってきました。

とりあえず最後に書いておきたいのは、やはり長距離フライトは鬼門ですね。ビジネスクラス以上のクラスに搭乗するのであれば話は別ですが、エコノミークラスはやっぱりキツイです。ああいった場所でがっつり眠ることができる人はいいのですが、私のような軽く神経質であれやこれやとすぐ何でも考えてしまうようなタイプにとっては厳しい時間になる可能性が高いです。何らかの対策をしておいた方が後悔せずに済むような気がします。例えば、前日徹夜して眠気マックスな状態で搭乗するとか、睡眠導入剤のようなものを持ち込むとかですかね。もっとも、ほとんどの人が爆睡していましたから、私のような人間が単に少数派なだけなのかもしれませんが、、、

あと、とりあえず現時点で思いつくこととしては、各空港にて航空会社ラウンジへの入場資格がある方は、事前にどこのラウンジが利用可能なのか調べておいた方が良いかと思われます。例えば、スターアライアンスゴールド会員であれば、スタアラ加盟航空会社の便利用時には、基本的にどこの加盟航空会社のラウンジでも利用可能なのですが、チェックインカウンターで案内されるのはそのうちの一箇所だけだったりするからです。アライアンスを問わず、利用可能なラウンジは「LoungeBuddy」というスマートフォンのアプリで簡単に検索できますから、旅程が決まったら調べてみると良いのではないでしょうか。

ということで、今回はこのへんで筆を置きたいと思います。
まだまだ夏真っ盛り。これから夏旅に出かける人も少なくないかと思います。ぜひ皆さんも、人生における豊かなひと時を思いっきり楽しんできてください。