シンガポール旅行の入り口はチャンギ国際空港。今回の私の旅行は台北出発でした。
空港到着後、現地通貨であるシンガポールドルをATMで引き出し、プリペイドSIMカードを購入しました。今回のエントリーではその模様をご紹介したいと思います。
ATMを利用した現地通貨の引き出し
海外旅行の際に現地通貨をどうやって用意するかに関しては、いくつか方法があります。
基本的には、「日本円からの両替」もしくは「クレジットカードによる現地通貨のキャッシング」の二種類に大別されるわけですが、私は基本的にいつでも「クレジットカードによるキャッシング」を利用しています。両替だと端数が出たりしていろいろと面倒ですし、キャッシングをした場合の手数料は決して高くはないからです。
今回は3泊4日の旅程だったので、私はとりあえず400ドル分のキャッシングをすることにしました。(実は、手数料や適応レートの比較のため、VISAとMasterで200ドルずつ引き出しました。その比較はまた後日記事にしてご紹介する予定です。)
具体的な方法ですが、チャンギ空港の到着ゲートを出た左側には、クレジットカードによるキャッシングが可能なATMがいくつか集まっていますので、それらを利用すればOKです。
いくつかあるため、どれを利用すれば良いのかわからなかったのですが、DBSと書かれたATMに列ができていたので、私もそれを利用することにしました。
プリペイドSIMカードの購入方法
海外旅行先でも日本にいる時と同じようにスマートフォンを利用したいと思う方は多いです。それを実現する最もスマートな方法は、やはり現地でプリペイドSIMカードを購入することだと思います。
私も今回利用しましたが、シンガポール旅行の際にはプリペイドSIMカードの利用が特に便利なので、ぜひ覚えておいていただきたいなと思います。
購入方法ですが、到着ゲートを出て周囲を見渡すと、こんな感じのカウンターが目に入るかと思います。
一見すると両替カウンターなのですが、写真右側の「Travelex」にてプリペイドSIMカードの購入が可能です。近づいてみると、ガラス窓にこんな感じのステッカーが貼られているのが目に入るはずです。
カウンターのお姉さんに「プリペイドSIMカードありますか?」と聞いたところ、こちらの商品を紹介されました。10日間でデータ通信はなんと14GB、音声通話やSMSも利用可能でたったの30ドル(約2,400円)ということで、本当に安いなと思いました。
ただ、私の旅程は3泊4日だったので、念のため「もっと安いのはありませんか?」と聞いてみたところ、もう少し利用可能日数の短いものを紹介してくれました。
5日間限定で、データ通信は4GBまで。音声通話やSMSも利用可能でなんとたったの15ドル(約1,200円)。もちろん即決でした。あまりに安くてびっくりした次第です。4GBって結構な容量ですしね。
nano、micro、通常と、SIMカード自体は全てのサイズに対応していて、手で簡単に必要なサイズに切り取ることが可能です。スマートフォンにセットするだけで簡単に利用を開始することができました。カウンターのお姉さんが「繋がりましたか?」なんて何度も聞いてくれましたから、うまくいかない場合はお姉さんにサポートをお願いするのもありだと思います。
通信回線は極めて良好で、滞在中ずっと快適に利用することができました。
なお、電話番号はSIMカードが入っている袋の外側に書いてあります。私の場合、カウンターのお姉さんが「これが電話番号です」と教えてくれましたが、もし必要なら質問すればOKだと思います。
注意事項
日本人旅行者が注意すべきことは基本的には一つだけです。「利用予定のスマートフォンのSIMロックを出国前に解除してくる」ことです。これに関しては、もはや常識だとは思いますが、くれぐれも忘れないようにしてください。
私が現在暮らす台湾では、SIMロックなど存在すらしません。まあ日本の悪しき慣習ですよね、、、
まとめ
シンガポール旅行の際には、プリペイドSIMカードの利用が非常に便利です。回線はLTE(4G)で高速ですし、価格も現地の物価に比べて低めに設定されているので、気軽に利用できるのではないでしょうか。
今回のシンガポール旅行なのですが、まず入り口からして好印象でした。「旅行の際くらい、スマホには触れずに、、、」なんて考えもありますが、やはりいつでも利用できる状態は安心ですよね。ビジネスで訪れる方はもちろんのこと、観光客にとってもメリットが大きいと思います。
SIMカードを購入した後は、タクシーでホテルに向かいました。次回以降のエントリーでは、シンガポールにおけるタクシーの利用方法、私が今回滞在したホテルなどについてご紹介したいと思います。