とある飛行機好きの生活向上ブログ

台湾在住サラリーマン。2015年にいわゆる「修行」によりANA SFC取得。飛行機や旅行、航空会社のマイレージ会員制度、陸マイラー情報などについて書いていきます。(Twitter: @superflyer2015)

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Google AdSense(グーグルアドセンス)が新しく導入した「ページ単位の広告(アンカー広告およびモバイル全画面広告)」を試してみてわかったこと

Google AdSense(グーグルアドセンス)が新しく導入したいわゆる「ページ単位の広告(アンカー広告およびモバイル全画面広告)」を設置してしばらく時間が経ちましたので、そのパフォーマンスを中心に、わかったことをいくつかご紹介したいと思います。

 

グーグルアドセンスの「ページ単位の広告」とは?


今日、様々なサイト運営者が利用している広告サービスの一つに「Google AdSense(グーグルアドセンス)」があり、IT関係に強い人でなくても、自分のブログ等に広告を貼っている方は多いかと思います。言うまでもないかもしれませんが、このブログでも導入済みです。

2か月ほど前の話ですが、久しぶりにアドセンスのサイトにログインしてみたところ、このような見慣れない表示が目にとまりました。

 

グーグルアドセンスの「ページ単位の広告」


どうやら現在ベータ版ではありますが、モバイル端末での閲覧時専用の「ページ単位の広告」という新しい広告フォーマットが利用可能になったようです。

 

新しい革新的な広告のフォーマットでコンテンツを収益化しましょう。ページ単位の広告は高い収益が期待され、ユーザーにとって利便性が高い場合のみ表示されるように最適化されています。また、設定も簡単です。


とのことなのですが、具体的にどういった広告なのかと言うと、「アンカー広告」と「モバイル全画面広告」の二種類があり、それぞれ個別に有効無効を自分で指定できるようになっています。

 

グーグルアドセンスの「ページ単位の広告」


画像からもわかるかもしれませんが、「アンカー広告」というのは、画面の一番下に固定された(つまり、画面をスクロールしても動かない)横長のバナー広告のことです。

 

f:id:superflyer2015:20160617232539j:plain


そして「モバイル全画面広告」というのは、ページ読み込み時に画面全体に表示される広告のことです。

 

モバイル全画面広告

 

「ページ単位の広告」の設置方法


この新しい広告の設置方法ですが、非常に簡単です。表示させるページの「 <head> タグ(または、<body> の最上部)」に指定のコードを貼り付けるだけです。

はてなブログの場合であれば、ブログの「設定」項目内の「詳細設定」タブを選択すると、「検索エンジン最適化」のところに「headに要素を追加」という部分がありますから、そこに貼り付けるだけでOKです。二種類ある広告フォーマットそれぞれのオン/オフは、上に貼ったスクリーンショットにも写っていますが、アドセンスのサイト内にある「ステータス」のところのI/Oを切り替えることで指定可能です。

なお、元々あった通常の広告フォーマットでのアドセンス広告には、「一つの画面上に三つまでしか表示させてはいけない」という制約があるわけですが、今回の新しい広告はその数にはカウントされませんから、それに関して心配する必要はありません。

 

「ページ単位の広告」のパフォーマンス


やはり皆さん気になるのは、「収益がアップするのかどうか」だと思います。私が「過去30日間」のデータから読み取れたことを以下ご紹介したいと思います。

まず、この新しい広告なのですが、実際のところなかなか出現しません。どういったアルゴリズムになっているのか私にはもちろんわかりませんが、私の管理するブログにおいての「表示割合」はこんな感じでした。

  • 標準の広告:94.8%
  • アンカー広告:4.8%
  • モバイル全画面広告:0.4%


う〜ん、表示されたらラッキーというか何というか、、、
ざっくり言えば、今回の新しい広告は広告全体における表示割合としては5%程度ということですね。20回表示されるうちの一つが新しいものということです。皆さんも設置の上、実際にご自身で自分のサイトにアクセスしてみると、「たまに表示される」ことがわかるかと思います。

次に「クリック率」についてですが、具体的な数字を出してもアドセンスの規約的に問題ないのかどうかちょっとわからないので、標準タイプの広告のクリック率を「1」とした場合の比で表すことにします。

  • アンカー広告:0.24
  • モバイル全画面広告:5.43


これが何を意味をするかと言うと、「アンカー広告」に関しては、標準タイプの広告に比べて4倍程度「クリックされる頻度が少ない」、「モバイル全画面広告」に関しては、標準タイプの広告に比べて5倍程度「クリックされる頻度が高い」ということです。

まあ、直感的に納得はできますよね。画面の下に固定されている広告をクリックする人は決して多くなさそうだし、全画面広告に関しては画面全体に急に表示されますから、間違えてクリックしてしまったり、意味がわからず何となくクリックしてしまう人も多そうです。

では次に、「収益」についてです。こちらも具体的な数字を出して問題ないのかどうかちょっとわからないので、収益全体に占める割合で表すことにします。

  • 標準の広告:96.3%
  • アンカー広告:2.1%
  • モバイル全画面広告:1.6%


この結果からわかることとしては、収益に関して今回の新しい広告フォーマットの寄与は相対的にかなり小さいということですね。ですから、「収益がアップするのか?」と問われたら、「ほとんど変わらない。多分誤差の範囲」というのが答えでしょうか。もちろん、あくまで私のケースではということになりますが。

 

結論


現時点では、まあ「ページ単位の広告」を設置するかどうかはあまり重要ではないのかもしれません。メリットは決して大きくなさそうかなと。

収益に拘るのであれば、やはり鍵になるのは「モバイル全画面広告」だと思います。皆さんもご自身でチェックしてみるとわかるかと思いますが、表示さえされればクリックされる可能性が結構高いだろうことが容易に想像できるのではないでしょうか。

ただ、率直に言ってしまえば、やはりあの全面にデカデカと表示される広告は邪魔というかウザいですね、、、正直、読者に与える印象は良くないと思います。私だったら、あんなのが頻繁に表示されるようなサイトには絶対にアクセスしたくありません。もっとも、それをグーグル側もよくわかっているからこそ、出現頻度をかなり抑えることにしたのでしょうし、現在はまだベータ版という扱いですから、データを集め、細かいチューニングをしている最中なのかもしれません。

もう最近では、どこのサイトにアクセスしても広告ばかりだったりしますから、サイトを管理する側としては、収益を安定的に伸ばしていきたいのなら、なおのこと「バランス」に配慮する必要があるのかもしれませんね。

兎にも角にも、非常に興味深い新サービスだとは思いますので、皆さんも一度は試されてみてはいかがでしょうか。