とある飛行機好きの生活向上ブログ

中国在住サラリーマン。2015年にいわゆる「修行」によりANA SFC取得。飛行機や旅行、航空会社のマイレージ会員制度、陸マイラー情報などについて書いていきます。(Twitter: @superflyer2015)

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海外で飛行機内に忘れ物をした際の対処方法(ANAの場合)

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先日、初めて飛行機内に忘れ物をしてしまいました。しかも場所は海外。
結論から言えば、忘れ物は無事手元に戻ってきたのですが、本当に焦りました。今回は参考までに、その経験をここでシェアしたいと思います。

 

なお、今回私が経験したのは「日系航空会社利用時に海外で忘れ物に気付いた場合」なので、日本の国内線利用時や帰国時に忘れ物をした場合はもう少し解決が容易である可能性が高いと思います。その逆としては、「非日系航空会社利用時に海外で忘れ物に気付いた場合」が挙げられますが、それに関しても簡単に触れたいと思います。

 

旅行中の危機管理


言うまでもなく、普段とは勝手の異なる場所、特に外国を訪れる際には気を引き締めなければなりません。世界には治安の悪い国もたくさんありますし、どんなに治安の良さそうな国にも危ない場所というのは必ずあります。

 

インターネットの発達により、近年は海外旅行が非常に身近なものになったわけですが、そんな時代だからこそ、今一度我々は海外における「危機管理」について真面目に考えてみるべきなのではないでしょうか。そんな思いで、最近以下のような記事を書いてみましたので、当記事と合わせてお読みいただけたらと思います。

 

taiwanlover.hatenablog.com

 

このような記事を書いていることからもわかるわけですが、私は非常に臆病な人間でして、いつも心配ばかりしています。そのおかげか、長年の海外生活の中で、今日まで本格的に危ない思いをしたことはありません。

 

しかし実は、、、私には一点、深刻な欠点があります。

 

それは、「おっちょこちょい」というか、たまにものすごく「抜けている」時があるのです。例えば過去には、以下の記事で触れましたが、一万円札がたくさん入った財布を置き引きされたことなんかもあります。今でも思い出すだけで悔しい気持ちがこみ上げてきます。

 

taiwanlover.hatenablog.com

 

本当に「気の緩み」って怖いですね。

 

今回私は機内に忘れ物をしてしまったのですが、飛行機旅の経験が増えるにつれて緊張感も薄らいでいった、その結果だったのだと思います。

 

事の顚末


今回の件に関して、順を追ってご紹介したいと思います。

 

某月某日、東京発北京行きの全日本空輸(ANA)便を利用し、到着後速やかにタクシーに乗り込み帰宅の途についたところ、降車時にアレがないことに気付き変な汗が出てきました、、、

 

そうです。スマートフォンを機内に忘れてきてしまったのです。機内でお酒を飲んで眠くなり、スマホを前席背部のポケットに入れた瞬間の記憶がフラッシュバックしました。

 

中国ではもちろん現金も使えますが、スマホのアプリによるいわゆる「スマホ決済」が一般的であり、タクシー利用時にも多くの人がスマホで料金を支払います。

 

chinalover.hatenablog.com

 

財布は持っていたので支払いには困りませんでしたが、あんな個人情報の塊が手元を離れているという事実は恐怖でしかありません。ANAに問い合わせようにも電話をかける道具がないため、会社まで移動し、オフィスからパソコンのSkypeを使って電話をかけました。ANAのスーパーフライヤーズデスクの国際線担当(24時間対応)に電話して事情を話したところ、空港内にあるANAの遺失物担当の部署に直接問い合わせるよう言われ、電話番号を教えてもらいました。

 

なお、後から気付きましたが、この電話番号はANAのホームページ(https://www.ana.co.jp/international/prepare/baggage/inquiry.html)に普通に載っているので、心配性な方は渡航前にメモを取っておくのも悪くないかもしれません。

 

デスクの方に日本語対応の可否を聞いてみたところ、「基本的に現地の言語と英語による対応が可能。日本語ができるスタッフがいる可能性は高いので、日本語対応希望の場合はJapanese please(ジャパニーズプリーズ)とお伝えください。」とのことでした。

 

この時には既に営業時間を過ぎていたため、翌朝恐る恐る電話をかけてみたところ、第一声が日本語で安心しました。後述しますが、日系航空会社を利用するということは、つまりはこういうことなのだと思います。事情を話し、便名を伝えたところ、忘れたスマホの外観の特徴を聞かれました。その後、しばらく保留になり、それらしき品が届いているとの返事がありました。それを聞いてホッとしたのも束の間、確認のためということでパスコードを聞かれ、これにはさすがに驚きました。かなりの抵抗感を感じつつ伝えたところ、「確認が取れました」との返事。彼女がスマホ内に保存された写真を見たい衝動に駆られたかどうかはわかりませんが(もちろん優秀なANAの社員さんがそんなことを考えるなんてあり得ませんが)、ITにどっぷり浸かった生活をしている我々は常にこういったリスクに晒されているということなのかもしれません。

 

届いている品が私のスマホである可能性が高いということで、それをどうやって受け取るかという話になるわけですが、担当の方曰く、「空港内保管が原則で、他の場所に送ることはできない」とのことでした。ということで、空港まで受け取りに行くことに。受け取り場所は、基本的にはANAの遺失物担当部署のオフィスのようなのですが、北京首都国際空港の場合はその場所がわかりにくいため、チェックインカウンターに置いておくとのことでした。また、受け取りの際に、(まだ持っていれば)搭乗券のコピーとパスポートのコピーを提出するよう言われました。コピーの用意が容易でない旨伝えたところ、現物を持参して受け取り時にそれらの写真を撮る方法でもOKとのことだったので、そちらでお願いすることに。

 

電話でこちらが指定した時刻に指定されたカウンターに行き、忘れ物を取りに来た旨伝えたところ、日本語が話せる中国人のスタッフさんがすぐに対応してくれました。その場でスマホのロックを解除して見せ、スタッフさんのスマホで搭乗券とパスポートの写真を撮ってもらい、受け取り手続きは完了しました。

 

今これを書いていてふと思ったのですが、もし電話口でパスコードを伝えるのに抵抗があるようなら、空港にて本人立会のもとで確認してほしいと伝えてみるのもありかもしれません。その要求が必ず通るかはわかりませんが、受け入れてもらえる可能性は高そうな気がします。航空会社側としても、そういった個人情報には極力触れたくはないでしょうしね。

 

教訓


これは飛行機に乗り慣れた人ほど注意が必要なことなのかもしれませんが、着陸後のCAさんのアナウンスにしっかり従い、忘れ物がないかよく確認をしてから降機することが本当に重要ですね。

 

今回は運良く私のスマホは戻ってきましたが、誰かに意図的に持ち去られていた可能性だってあったはずです。スマホの中にどんな写真が入っていたかはとてもここには書けませんが、それらが誰かの悪意によりネット上にばら撒かれたらと想像すると、本当に冷や汗どころの話ではありません。ですから、他人に見られた場合に深刻な問題になるようなものは、ああいった小型のデバイスに入れて持ち歩くような真似は極力避けるべきなのかもしれません。

 

あとはやはり、特筆すべきは航空会社の選定についてです。今回は日系航空会社であるANAを利用しましたから、海外にいるにも関わらず、何から何まで日本語で対応してもらうことができました。しかし、これは非日系航空会社利用時であればまずあり得ないことだと思います。どこの航空会社のスタッフでも英語は話せるでしょうから、英会話能力が充実している方であれば問題にはならないでしょうが、そうでない場合は困難に直面する可能性があります。これに関する解決方法としては、ツアー利用時であればガイドさんや旅行会社のスタッフさんに頼る、ホテルのスタッフさんに頼る、アメックスの「オーバーシーズアシスト」等のサービスを利用して通訳をお願いする等が考えられます。どうしても自分自身で解決しなければならない場合は、電話が厳しいようならとりあえず直接空港の航空会社のカウンターに赴き、筆談や身振り手振りを交えて説明するしかないかと思います。

 

私は常日頃、日本の友人や知人には「ツアーではなく個人手配!」、「上級会員だらけの日系航空会社は避けて非日系で!」なんて勧めていますが、考えてみたら、ある程度の問題解決能力が前提になっているのかもしれません。いろんな人のブログなんかを読んでいると、一切外国語ができないのに個人手配で海外旅行に出かけるような人も多いようですが、いろいろとすごいなと今回あらためて思いました。まあ、外国語が超苦手なのにも関わらず、長年海外で暮らしている私が言っても説得力はないかもしれませんが。

 

まとめ

 

  • 電車から降りる時、飛行機から降りる時、ホテルをチェックアウトする時など、特に海外では忘れ物に注意すべし。
  • 外国語の能力に不安がある場合は、海外旅行の際にはパッケージツアー利用がやはり安心。
  • 航空券を自分で手配する場合には、やはり日系航空会社にしておく方が安心。高いものには高いなりの理由がある。
  • 「今まで起きなかったからと言って、たまたま旅行で訪れた海外でそれに遭遇しないとは限らない」ということを理解すべし。

 

ということで以上、自戒を込めて、私の経験したことをシェアさせていただきました。