今回は、韓国の仁川国際空港にあるアシアナ航空のラウンジをご紹介したいと思います。
ラウンジは二つ!?
スターアライアンスのゴールド会員でかつファーストラウンジを使う権利のない人は、こちらの仁川国際空港ではアシアナ航空の「Business Lounge(ビジネスラウンジ)」を使用することになります。
さらに、この空港は「旅客ターミナル」と「コンコース」に分かれていてシャトルトレインで行き来できるのですが、どちらにもアシアナ航空のビジネスラウンジは存在します。
私は時間に余裕があったため、同じ日に両方のラウンジに足を運ぶことができたのですが、同じアシアナ航空のラウンジなのに結構雰囲気が異なり面白かったです。以下、順番にご紹介したいと思います。
旅客ターミナルのビジネスラウンジ
まずは旅客ターミナルにある方ですが、ラウンジはお店が立ち並ぶエリアの一つ上のフロアにあります。その辺をブラブラ歩いていると、こんなのが目に入るはず。
いったいどうやって上の階に上がるのだろうと思ってさらにブラブラしていると、入り口が見つかりました。
エスカレーターで上の階に上がると、受け付けがすぐに見つかります。こちらで搭乗券を提示し中へ。
中に入ると天井が高く、自然光いっぱいな明るく開放的な空間が広がっています。
それなりに人はいましたが、席数も多いので窮屈な感じは一切ありませんでした。
席を確保してフードコーナーを確認。特別目を引くものはありませんでしたが、一通りは揃っている感じでした。個人的には、生野菜が充実していたのが嬉しかったです。
かの有名なカップ麺もありました。横にあるマシンで熱湯を注ぐことができます。
さすがアシアナ航空の本拠地にあるラウンジということで、ビールサーバーなんかもありました。
グラスもしっかり冷えています。
ちなみに、もちろんこのビールの銘柄は「CASS(カス)」なのですが、皆さんは飲んだことありますか?
かなり軽い味なので普通に飲むと物足りなく感じますが、味の濃い料理となら合うのかもしれません。韓国人の知り合いはボロクソに言っていましたが、「焼酎をこれで割るとだいぶマシになる」そうです。
この日、私が試したフードはこんな感じ。
記憶に残るような味はありませんでしたが、やっぱり海外でその土地のお酒を試す瞬間というのはいつでもテンションが上がります。何度も注ぎに行っている白人さんなんかもいました。
コンコースのラウンジ
それでは次に、コンコースにある方のご紹介です。
シャトルトレインで旅客ターミナルからコンコースに移動し、エスカレーターでお店が立ち並ぶフロアに上がるとラウンジの案内板が見つかります。
一つ上のフロアに上がると入り口があるので中へ。
中に入ってテンションが上がりました。旅客ターミナルにあった方とはだいぶ雰囲気が異なります。こちらは少し暗めの空間でシックで大人な雰囲気。個人的にはこういった空間が大好きなので本当に居心地が良かったです。
フードコーナーもキラキラしていてラグジュアリー感?が漂っていました。
まあこいつを見た瞬間にちょっとテンションが下がりましたが(笑)
フードやドリンクの内容は旅客ターミナルにあった方と同じで、もちろんビールサーバーもあります。
暗めの空間ということで、格安スマホのカメラではまともに写真が撮れなかったのですが、マッシュルームのスープがそこそこ美味しかったので、機会がありましたら是非試してみてはいかがでしょうか。
感想
上述の通り、とにかくコンコースにある方のラウンジが私は気に入りました。たまたまなのかもしれませんが、旅客ターミナルにあった方と比べて空いていて、静かにくつろぐことができました。
航空会社のラウンジに何を求めるかは人それぞれだと思いますが、私は飛行機での移動時は基本的にいつも独りですから、とにかく静かで落ち着ける空間に価値を感じます。最近の羽田や成田のANAラウンジなんて、時間帯によっては結構ざわついていてあまり居心地は良くなかったりしますからね。
私も2015年にSFC(スーパーフライヤーズカード)修行をして以降、飛行機旅の際にラウンジに立ち寄るのが習慣になっているわけですが、慣れると染まるものだなと、、、最近ふとそんなことを思ったりもします。
ラウンジの使用なんて「必要」なものでも何でもないわけですが、飛行機旅に華を添える存在であるのもまた事実です。まだSFCをお持ちでない旅好きな方は、保有を検討してみてはいかがでしょうか。
と書いていて思うわけですが、当ブログの読者さんの中にSFC未所有の方っていらっしゃるんですかね、、、最近の陸マイラー、マイル修行、ホテル修行界隈というのは何て言うかもうプロみたいな方達ばかりですしね。私はファーストクラスにどうしても乗りたいわけでもなければ、欧米にプライベートで旅行に行けるほどの長い休みの取得も絶対に不可能なので、まあ派手さはありませんが、将来読み返すことのできる思い出帳として、このブログを続けていこうと思っています。
さて、今年も残すところ2か月あまりとなりました。仕事上の制約がキツくて簡単に国外には出られないし、クリスマスだって当然何もないだろうし、何か面白いことないかな〜なんて思っているところです。ということで、北京首都国際空港のスタアラ系ラウンジの紹介記事はまだまだ書くのを保留にしておきますから、ぜひ誰か、遊びに来てください!