とある飛行機好きの生活向上ブログ

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「中国国際航空」、「中国東方航空」、「中国南方航空」などの中国系航空会社って実際のところどうなの? 周りの人たちに評判を聞いてみました

中国国際航空のラウンジ

 

このブログのタイトル通り、私は飛行機が好きで先月もANAの国際線を利用しました。

 

sfcmiler.hatenablog.com


しかしなんと残念なことに、今年は現時点で海外出張の予定も一時帰国の予定も皆無なのです。

ということで、夏休み(と言っても、普通に有給をとるだけですが)に海外旅行に行ってこようかなと思っています。もっとも、仕事が順調に進み、特にトラブル等も起きなかった場合の話ではあるのですが、、、

 

行き先


まずは行き先なのですが、さて、どこにしましょうか、、、
男一人でハワイやグアムやプーケットに行くのも微妙だし、バンコクやマカオに行けば、「きっと目的は、、、」なんて思われそうだし、日本国内はもっと年とってから行けばいいし、、、
何か見たいものなどがあるわけではなくて、どちらかと言えば、ただ飛行機に乗りたい、空港内を彷徨いたい、、、って感じなんですよね。

ということで、まだ決めていませんが、今のところ欧米を候補に考えています。
もちろんフランス、トルコ、ベルギーは避けます。自爆テロで爆死したり、腕や足を失ったりするのなんて絶対に嫌ですから。

 

どの航空会社を利用するべきか


私のような感じの飛行機好きにとって最も楽しいのは、多分旅行当日ではなくて、どの便を利用するか計画を練っている時間だと思います。旅行って、始まってしまえば本当にあっという間に終わっちゃいますからね。
まずは「skyscanner」でどんな便があるか調べて、「AirlineRatings.com」でその航空会社が安全そうかどうか調べて、「SEATGURU」で機材をチェックして、更にはネット上に溢れている搭乗記録を漁ってみたりなんかして、、、
本当にこういう時間が一番好きです(笑)

アメリカはどうもちょっと俗っぽいイメージがあるので、現時点ではヨーロッパに魅力を感じています。ドイツやギリシャは移民や難民の問題で揉めているし、スイスは物価高過ぎだしということで、とりあえずここではイタリアを仮定したいと思います。
仮に台北からローマまで行くとすると、いったいどんな航空会社の便が利用可能なのでしょうか。

調べてみてわかるのは、とにかく航空会社によってかなり価格に差があるということです。
私は現在ANAプラチナなので、基本的にはANAを使いたいわけですが、夏の適当な日付で調べてみたところ、「台北(松山空港)-羽田-フランクフルト-ローマ」の経路でなんと28万円もします!
私のような貧乏サラリーマンがそんな大金払えるわけありませんから、今回ANAの利用は完全に諦めることにします(涙)

もっと安いものを探してまず驚くのは、中国の「中国東方航空」!
「台北(桃園空港)-上海(浦東空港)-ローマ」のなんと一回乗り継ぎで5万5千円!!!
ANAで東京-台北間を往復しても5万円くらいはかかりますから、破格なんてレベルじゃなく本当に超激安です。

次に約10万円で三つの航空会社が並びます。
中国の「中国国際航空」は北京で一回乗り継ぎ。
同じく中国の「中国南方航空」に関してはいくつか経路があるのですが、安めのものは広州とアムステルダムの二回乗り継ぎ。
トルコの「ターキッシュエアラインズ」はイスタンブールで一回乗り継ぎ。

その次を価格順に見てみると、、、
韓国の「大韓航空」が仁川での一回乗り継ぎで12万円。
香港の「キャセイパシフィック」が香港での一回乗り継ぎで14万円。
マレーシアの「マレーシア航空」がクアラルンプールとドバイの二回乗り継ぎで14万円。
オランダの「KLMオランダ航空」がアムステルダムでの一回乗り継ぎで14万円
台湾の「中華航空(チャイナエアライン)」がデリーでの一回乗り継ぎで15万円。
アラブ首長国連邦の「エミレーツ航空」がドバイでの一回乗り継ぎで16万円。
シンガポールの「シンガポール航空」がシンガポールでの一回乗り継ぎで20万円。
韓国の「アシアナ航空」が仁川での一回乗り継ぎで23万円。

ざっと調べて表示されたのは以上です。
もちろん国際線のチケットの価格は調べるタイミングによってかなり大きく変化しますから、これはあくまで一つの例です。

 

ヨーロッパに行くのに15万円以上は出したくない


とりあえず本当にお金はないので、「上限は15万円」としたいと思います。
ということで、候補は以下の9社です。

  • 中国東方航空
  • 中国国際航空
  • 中国南方航空
  • ターキッシュエアラインズ
  • 大韓航空
  • キャセイパシフィック
  • マレーシア航空
  • KLMオランダ航空
  • 中華航空(チャイナエアライン)


この中からまず、避けるべきだと思われる会社を削っていくことにします。

「ターキッシュエアラインズ」はトルコの会社ですから、やはり怖いです。イスタンブール空港でテロがある可能性だって十分あると思います。ということで却下。ただ、サービスや機内食の評判は非常にいいようで、私のある同僚はこの会社のファンです。

「キャセイパシフィック」はワンワールドに所属しているのですが、私が上級会員資格を持っているのはスターアライアンスとスカイチームだけですから却下。ワンワールド所属のどこかの航空会社の上級会員資格を「ステータスマッチ」によって手に入れる方法もあるのですが、できれば近日中にチケットを予約したいので時間的な余裕がなさそう。機材が4クラス構成(ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミー)の「ボーイング777-300ER」である点は非常に魅力的なのですが。

「マレーシア航空」は近年大きな事故を起こしていますし、Safety rating も「5/7」となっているので却下。ただ、クアラルンプールというのは近年目覚ましい発展を続けている都市ですから、いつか訪れてみたいなとは思っています。

「中華航空(チャイナエアライン)」は個人的には好きな会社で過去に何度も使っているのですが、この路線に関しては特に安くもないし、大嫌いな朝出発だし、経由地のデリーにあまり魅力を感じないし、機材は2クラス構成(ビジネス、エコノミー)の「エアバスA330-300」ということで、今回は候補から外したいと思います。

ということで、以下の5社まで候補が絞れました。

  • 中国東方航空(約5万5千円)
  • 中国国際航空(約10万円)
  • 中国南方航空(約10万円)
  • 大韓航空(約12万円)
  • KLMオランダ航空(約14万円)

 

中国の航空会社って実際のところどうなの?


もうこの記事の流れが十分おわかりいただけたかと思いますが、もちろん安いにこしたことはないわけで、決め手は「中国の航空会社を使うか、それとも避けるか」に尽きるわけです。

ということで、同僚の台湾人や中国人数人に評判を聞いてみました。その結果わかったのは、以下のようなことでした。

  • 中国国際航空は成熟したまともなキャリアであり、決して悪くはない。機材も比較的新しいものを積極的に導入している。
  • 中国東方航空と中国南方航空は「安かろう悪かろう」。とにかくディレイがとても多い。機材も中国国際航空に比べると古い。機内食もマズい。


まあ、安いものには安いなりの理由があるということでしょうかね。
中国国際航空に関しては比較的評判が良かったので、ネットでもいろいろと調べてみたのですが、確かにけっこうしっかりした会社のようです。
ただ一点気になるのは、今回の経路で飛んでいる機材は2クラス構成の「エアバスA330-200」ということで、全く以て魅力的とは言い難いんですよね、、、
ちなみに、大韓航空の機材は3クラス構成(ファースト、プレステージ、エコノミー)の「ボーイング777-300ER」、KLMオランダ航空の機材は3クラス構成(ワールドビジネス、エコノミーコンフォート、エコノミー)の「ボーイング777-200ER」です。
このような理由から、最終的に中国国際航空も候補からは外すことにしました。

機材と値段のことを考えるとやはり大韓航空かなと現時点では考えていますが、まだしばらくは悩むことになりそうです。
例えば、EU内の移動でLCCを使うのであれば、フランスの「エールフランス」やドイツの「ルフトハンザ」を使うこともできますしね。

ちなみに、旅行の前後に東京に滞在するとなると話は大きく変わります。
東京からローマまでなら、イタリアの「アリタリア航空」が直行便を飛ばしていますし、先ほどの例ではかなり高かった「アシアナ航空」が9万円だったり、「エア・ベルリン」の8万円、
「エティハド航空」や「エミレーツ航空」の9万円、「カタール航空」の11万円、「エールフランス」の12万円などなど、候補は大きく様変わりします。

 


ということで、長々と書いてしまいましたが、このへんで今回の記事は終わりにしようと思います。
どの程度伝わったかわかりませんが、とにもかくにも、こうやってああでもないこうでもないとグダグダ考えている時間が飛行機好きにとっては本当にたまらないんですよねぇ〜
って、そんなの私だけ!?なんてことはありませんよね。。。

 

(※2018年1月20日追記)

中国のフラッグキャリアーである中国国際航空の便を利用する機会がありましたので、搭乗レポートをアップしました。

 

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