とある飛行機好きの生活向上ブログ

ごく平凡なサラリーマンが綴る飛行機ブログ。飛行機や旅行、空港ラウンジ、クレジットカード、陸マイラー情報などについて自由気ままに発信していきます。ご連絡はTwitter(https://twitter.com/superflyer2015)経由でお願いします。

8%から10%への消費増税に反対している人がたくさんいるけれど、それは本当にみなさん自身の意見ですか?

なんでこんなことを急に書こうと思ったのかと言うと、どうも消費増税に反対している連中の中に胡散臭いのがけっこう混じっているような気がするからです。
私はただの趣味でこのブログを運営していますが、一人のブロガーとしてどうしても気に食わないので、そういった視点から思ったことを今回は書いてみます。消費増税そのものに関して議論をしたいわけではありません。

 

「消費増税反対」をひたすら汚い言葉で叫ぶ「経済ブロガー」


けっこう前のことなのですが、ヤフーニュースに某「経済ブロガー」の記事へのリンクが貼られていたので読んでみました。内容としては、かなり汚い過激な言葉で安倍総理を罵り、「みんなで消費増税を徹底的に批判しよう! 声を上げよう!」といったようなことが書かれていました。その人の考えに同調するようなコメントもたくさん書き込まれていて、私はただひたすら「怖いな」と感じました。

いったい何が怖いのか?
過激な言葉でまくし立てて、読者の心をグイグイ動かそうとしているから、また、何か別の目的があって書かれた記事のように私には見えたからです。

その方のプロフィール欄には「経済ブロガー」と書かれていましたが、私の理解が正しければ、「ブロガー」を名乗る人というのはすなわちブログ運営でお金を稼いでいる人のことです。その方のブログにもペタペタとしっかり広告が貼られていました。
ブログの広告収入でがっつり稼いだり、専業ブロガーであることに問題があると言っているわけではありません。
ブログ記事執筆が「仕事」であった場合、当然少しでも多くのアクセス数を目指したいと思うわけです。私が思うに、「消費増税」について書くのなら、「増税反対」の立場を取った方が絶対に金になるだろうことが明らかなのです。それに、芸能人を批判すると必ず誰かから攻撃されますが、総理大臣をいくらキツい言葉で罵っても、基本的には誰も批判してきません。ですから、私には「単純に風向きを読んで、どっちのポジションをとるのが得か判断して記事を書いているだけ」かもしれないと思えたのです。社会で普段揉まれている方ならわかるかと思いますが、「こういう時は、こっちにつけ」みたいなのってあるじゃないですか。大人はなかなか本音では動かないものです。

いろいろと気になりだして、様々な(カリスマ)経済ブロガーさんたちのブログにアクセスしてみましたが、似たような印象を受けるサイトが多かったです。


このような思いが頭の中をグルグルしてしまい、最近私は何でもすぐ疑ってしまいがちなのですが、みなさんはどう思われますか?
駆け出しの弱小ブロガーである私の単なる嫉妬でしょうか?
一つだけ私が確かだと思っているのは、「消費増税に賛成する記事なんか書いても絶対にヤフーニュースで取り上げられることはない」ということです。

 

ブログ執筆が「仕事の一部」になっているケースは実はすごく多い


上で書いたような話というか「感覚」というのは、もしかしたらブログで広告収入を得たことがない人にはちょっとわかりづらい話なのかもしれません。
私も最初は「ただの趣味」だと本当に思っていたし、広告なんて貼るつもりもありませんでした。しかしその後、何となく興味があったため広告を貼り、その結果雀の涙程の額ではありますが毎日お金が入ってくるという経験をしました。すると次第にブログに対する「見え方」が変化してきたのです。「もしこういう記事を書いたら、、、」なんて、つい考えてしまうようになってしまったのです。

読者にSNSでの拡散をお願いしているブロガーが多いことはみなさんも経験的に知っているかと思います。
あれっていったい何のためなのでしょうか?
「せっかく書いた記事だし、なるべく多くの人に読んでもらいたいから」???
「表」というのはいつだって小綺麗なものなのです。

もう一度繰り返しますが、私が今回の記事で何を伝えたかったのかと言うと、「いかにも本音が書かれていそうに見える個人のブログであっても、実際は別の目的のために書かれたものである可能性がある」ということです。

 

「ブログなんて見るべきではない」ということ?


もちろんそういうわけではありません。
例えば、陸マイラーブログというのはたくさん存在していて、「にほんブログ村」における上位ランカーたちの中には、「陸マイラー」を名乗りつつも、実際の主な収入はブログに貼ってあるGoogle AdSenseの広告やポイントサイトへの誘導からもたらされているはずです。ですから、正確には「陸マイラー」というよりは「陸マイラーブロガー」と表現した方が正しいような気がします。ただ、彼らは日々真面目に「有益な情報」をブログ記事で提供してくれていますから、その対価として彼らにお金が入るのはおかしくありません。丁寧な言葉遣いで、読まれることを意識して書いたことが明らかな文章もたくさんありますから、もはやあれは「仕事」だと私は考えています。

もう言いたいことは伝わりましたよね。
この記事の最初で触れた某経済ブロガーの記事は、一般的に「有益な情報」とは言えないどころか、社会を不安定にする方向に作用する可能性すらあるわけです。「アベが悪い」と罵って、「なんでみんな声を上げないんだ!」と民衆を煽ることで彼のブログへのアクセス数が増えてガンガン金が入るなんてのは、やっぱりどう考えてもおかしいと思うんですよね。もちろん、記事の内容が彼の本音である可能性もないわけではありませんが。ですから、ヤフーニュース等の非常に影響力のあるメディアの人たちには、わけのわからない素人のブログ記事やSNSで得た情報なんかをいちいち取り上げるべきではないと私は考えています。
要は、「文責」の所在が明確に示されていないような情報の取り扱いには注意が必要だということです。

 

このブログは実はこういうブログです


ここまで読んで、「え!? このブログってこういうブログだったんだ、、、」なんて思われた方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
実は、私はもう一つ以下のようなブログをやっていまして、本当はそちらを「各種雑感を何でも書ける場所」にしようと思っていました。

 

taiwanlover.hatenablog.com


実際に、記事一覧やカテゴリーを見れば、明らかにそれらしき記事がいくつか簡単に見つかると思います、、、(笑)
しかし、ちょっとずつ読んでくれる方が増えてきて、「毎回楽しく読ませていただいています」とか「応援しています」なんてコメントをいただいた途端、もう書きたいことを自由に書きなぐるわけにもいかなくなってしまいました。ですから、今後はこちらを「本音を書くブログ」にしたいなと思っています。陸マイラー情報も株もFXも政治経済も引っ括めて、「お金」をキーワードにした記事を書いていこうかなと考えていますので、とりあえず当ブログのタイトルとは矛盾しないかなと。
このブログは読者数が少ないことからもわかるように、アクセス数はかなり少ないのですが、こっちに関してはそんな感じがちょうどいいかなと思っています。
ということで、こんな変な管理人に今後も付き合っていただけるという方は、あらためてよろしくお願いします。

最後に、消費増税に関して純粋に関心があるのは事実で、他人の記事の話だけしてお茶を濁すような真似は不本意なので、次回の記事で私自身の意見を簡単に書いてみたいと思っています。

ということで、ここまで読んでいただきありがとうございました。