とある飛行機好きの生活向上ブログ

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ANAが羽田-ホノルル線にボーイング787型機導入! 767型機との大きな違いと声を大にして言っておきたいこと!

おそらくこのブログを読んでくださっている皆様も受け取っていると思いますが、二日前にANAから届いた電子メールに「4月28日から羽田-ホノルル線にボーイング787-8型機(240席)導入!」という告知が載っていました。

最近投資ネタが多かったのですが、一応このブログは陸マイラーブログでもあるわけで、陸マイラーと言えばやはり「ビジネスクラスでハワイ旅行!」ということで、今回はこの機材変更がどれだけ大きなことなのかについて、実際に両方の機材の搭乗経験がある私が個人的な雑感を書いてみようと思います。ちなみに、エコノミークラスにはそこまですごく大きな差というのはないのですが、ビジネスクラスには極めて大きな差がありますから、今回はビジネスクラスに焦点を当てて書いてみることにします。

 

とにもかくにもシートの質の違いが大き過ぎる!


今回新しく採用されることが告知された機材は「ボーイング787-8(240席)」で、現在使用されているのが「ボーイング767-300ER(214席)」というものです。シートの外観はANAの公式ホームページ(https://www.ana.co.jp/serviceinfo/international/inflight/guide/c/seat/)を見ていただくと一目瞭然です。767型機の方が「ANA BUSINESS」で、787型機の方が「ANA BUSINESS CRADLE」です。
「あ〜隣の席との間に仕切りが有るか無いかの差か〜」と思われるかもしれませんが、公式サイトに載っている写真だけではわからないことがあるんですよ、、、

ということで、私が実際に搭乗した時の写真をお見せします。一枚目が「ボーイング767-300ER」、二枚目が「ボーイング787-8」です。

 

台北路線就航中のANAのボーイング767-300ER

 

台北路線就航中のANAのボーイング787-8


まず、一番わかりやすい違いは、767型機では前の席の背面ではなく自席の脇から引き出すタイプのモニターになっていて、787型機では前の席の背面が固定されているためモニターもそこについているということです。いちいち引き出さなければならないタイプはやはり面倒ですし、前の人がリクライニングをがっつり倒すとそれなりに圧迫感があるので、前の席の背面が固定されている「ANA BUSINESS CRADLE」は写真からわかる以上にメリットが大きいです。また、モニターの質自体にもけっこう差があります。787型機のモニターの方がサイズがだいぶ大きいですし、画質もはるかに上です。

写真からはわかりにくいのですが、座り心地にもけっこう差があると私は思います。787型機のシートは本当によくできていて、体によくフィットしますから、フルフラットと比べると劣るものの、けっこうがっつり眠ることもできるかと思います。私が普段使っているのは羽田-台北(松山空港)便ですから、実際に飛んでいるのは3時間程度なのですが、それでもけっこうしっかり眠ってしまうことが多いです。到着後も疲労感が残らないので、観光でもビジネスでも、着いてすぐ元気に動けるのではないでしょうか。

また、上に貼った写真からも伝わってくるかと思いますが、787型機のシートは隣席との間に仕切りがあるだけではなくて、隣席との間の空間が塞がっていて、後ろの席から見えないようになっています。このことが各席のプライベート感を演出するのに一役買っていて、私はとても気に入っています。特に女性にとっては、こういった点はとても嬉しいのではないでしょうか。

あとは、当たり前と言えば当たり前なのですが、やはり787型機の方がだいぶ新しいのでいろいろと綺麗です。窓も大きめですし、767型機のような物理的なシャッターで窓を閉めるのではなくて、ボタンを押すことによって電子制御で窓から透過してくる光の量を調節することができます。少し大袈裟かもしれませんが、まさに「未来の飛行機」といった感じがします。

 

ハワイには羽田空港から行きましょう!


以上、両方の機材を実際に経験した者として個人的な感想を書いてみましたが、両機材のビジネスクラスの間には本当にかなり大きな差があると思います。頻繁にビジネスクラスばかり乗っているお金持ちなら特に気にする必要もないのかもしれませんが、例えば、「一生懸命マイルを貯めて、一年に一度のハワイ旅行を楽しみにしている人」や「普段お世話になっている両親にビジネスクラスで行くハワイ旅行をプレゼントしたい人」などには、私は機材に注意することを強くオススメします。今回の機材変更もあくまで羽田便だけですから、成田空港から出ているホノルル便は旧機材のままです。一般的に、羽田からでも成田からでも行ける場所の場合、成田便の方が航空券は安いです。ただ、その背景にはこういった機材の違いがあるケースもあるという点を忘れてはいけません。今後も、今回のような767型機から787型機への変更はいろんな路線で進んでいくでしょうから要チェックですね。

ゴールデンウィークや夏休み中にハワイ旅行を計画していて、既に特典航空券を確保している方は決して少なくないのではと思われます。今回のニュースで旅行がより楽しみになった方もいらっしゃるかと思います。ぜひ快適なシートを思いっきり楽しんできてください。

 

こんな記事を書いてみました


最後にちょっとした宣伝なのですが、最近ふと思い立ち、私が運営しているもう一つのブログの方で、日本-台湾路線定期便を就航している航空会社12社の簡単な紹介記事を書いてみました。

 

taiwanlover.hatenablog.com


ざっくりとした紹介ではあるものの、一応全社を網羅してありますから、台湾旅行に興味を持っている方にとって少しでも役に立ったらいいなと思っています。本当は飛行機関係の記事はこちらのブログにまとめたかったのですが、台湾色が強い記事であったため、あちらに投稿した次第です。

 


ちなみに、「飛行機好き」とか言っておきながら、実は私、今年に入ってからまだ飛行機には乗っていません、、、
しかしながら、近々搭乗する予定はあるので、また後日写真と共にレポートを投稿したいなと思っています。